僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

エッセイ

自分の財布を握りしめて「ウルトラマンデッカーの日の冒険」に出た息子の話

『ウルトラマンデッカー』第1話「襲来の日」を息子と見ました。 いや、めちゃくちゃ良かったのでは…?! 一言、「王道」をいくウルトラマンでした。しかも、その「王道」のど真ん中を堂々と胸を張って歩く、ストレートで正統派な「ヒーローらしいヒーロー」…

実家で発掘した「不二家 ウルトラ怪獣大決戦」の思い出を “供養” する

この間実家に行ったら、また懐かしいものが大量に発掘されましてね。 不二家の「ウルトラ怪獣大決戦」シリーズ。僕がウルトラシリーズに最初にハマった5、6歳の頃…1993年〜94年辺りにスーパーでよく買ってもらった食玩です。チョコスナックに怪獣やウルトラ…

「緑のおばさん」ならぬ「ウルトラマンのお兄さん」になろう……もちろん、息子には内緒で。

突然ですが、小学校の「旗当番」ってご存知ですか? 昔で言うところの、「緑のおばさん」というやつです。ウルトラシリーズのファンの方には、ペギー葉山さん演じるウルトラの母の人間体…と言えば分かりやすく伝わるでしょうか。小学校の登下校時に、通学路…

ポケカをきっかけによみがえる “あの頃の思い” / ミュウツー、我はここに在り。

僕、日頃からポケモンでは「ルカリオ推し」を公言しているんですけどね。子供の頃からの思い出や記憶も全部含めると、やっぱり一番好きなのはミュウツーなのかもしれません。 ポケモンカードゲーム ソード&シールド 強化拡張パック 「Pokémon GO」 BOX ポケ…

給食は人をつくる / 「カレーライス」の本来あるべき姿の話

Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」 僕が好きだった給食メニューは、「カレーライス」です。はい、めちゃくちゃベタです。 ただ、これが普通のカレーライスではなくてですね……。 普通カレーライスと言って想像するのは、大きなお皿にカレ…

「間(はざま)」にいるからこそ見える “ベーターカプセル今昔物語”

ウルトラレプリカ・ベーターカプセル(シン・ウルトラマン)をひと足お先にゲットしました。 ……というのはもちろん冗談で。 シン・ウルトラマン Millennials BOOK (一般書 392) 作者:; ポプラ社 Amazon こちらはポプラ社のムック本「シン・ウルトラマン MILL…

お風呂で始まる「問題だらけの『ウルトラ怪獣しりとり』」とその行方

息子と一緒にお風呂に入るとき、最近必ずやるのが「しりとり」です。 しりとりと言っても、その辺に転がっているようなただのしりとりじゃありませんよ。我が家の浴槽で繰り広げられているのはズバリ、「ウルトラ怪獣しりとり」。 「ウルトラシリーズに登場…

「このウルトラマンティガにはくれぐれもお手を触れないよう……」 / 本棚に作る “自分・特撮博物館” の話

今週のお題「本棚の中身」 はてなブログ今週のお題は「本棚の中身」。 これが「本棚にある本について」とかだと、この記事は僕の部屋の本棚に煩雑に並んでいるいわゆる特撮オタク系のムック本や雑誌を右から左へ紹介するだけになるところでしたが、お題は「…

僕と息子(小2)の「MX4D シン・ウルトラマン」体験記

6月10日から上映が始まった『MX4D シン・ウルトラマン』を息子(小2)と見てきました。 ……えーっと、昨日こんな記事を書いておきながら、「まーた『シン・ウルトラマン』の話か」とツッコミを入れられそう。はいそうです、今日も今日とて『シン・ウルトラマ…

「一番くじ シン・ウルトラマン」を120%楽しんだ息子(小2)の話

いやはや……我が息子(小2)がやってくれました。 bpnavi.jp 僕、「一番くじ」って実は生まれて初めて引きました。 これまでコンビニにアニメや仮面ライダーのくじが置いてあるのを見かけたことはあっても、「自分が引いたって当たるわけないし」となるべく視…

楽しい夏の到来と、1年前に買ったウルトラマンTシャツの話

今週のお題「夏物出し」 「夏物出し」というと、やはり最初に連想するのが衣替えです。 写真は、昨年の『ウルトラヒーローズEXPO2021 サマーフェスティバル in 池袋』の物販コーナーにて、息子とおそろで購入したウルトラビッグTシャツ。アメコミ風ウルトラ…

本日、ウルトラマンデッカーソフビ先行発売日 / ソフビに“かける”息子の朝に迫る

本日、ウルトラマンデッカーのソフビ先行発売日。 我が家の「怪獣“ソフビ”優生思想」は、いつもの土曜日よりも更に早起きしてスタンバイ。 僕がまぶたを擦りながら「おはよ~」と朝の挨拶をした頃には、既に洗顔に食事に着替えにと諸々の準備がバッチリ完了…

「夜ふかしタイム」をかけ、いざ勝負! / 我が家の“ポケモンカード・仁義なき戦い”

「この対戦で負けたほうが先に寝ることな!」 ある日の、夜8時を過ぎた頃。 夜9時までの就寝を嫁さんに厳命されている息子が、突然僕を指差し条件付きの「ポケカガチ対決」を挑んできました。 その日の嫁さん、仕事の都合で帰宅予定時間は夜の10時。 あらか…

母親への誕生日プレゼントのチャンスを『シン・ウルトラマン』がくれた、という話

母親の誕生日に、初めてウルトラマンの品物をプレゼントしてみました。 www.m78-online.net 『シン・ウルトラマン』のミニタオルセット。 禍特対の流星マークとウルトラマンの赤い模様をあしらった、普段使いも出来そうなデザインを選んでみました。自分用に…

インターネット・ミーム。私の好きな言葉です / 「メフィラス構文」の功罪について考える

「アイスクリーム。私の好きな言葉です」 この間行ったひらかたパークで、どうしてもお腹が空いたと言って僕にアイスクリームをねだってきた息子の言葉。お昼ご飯の前にアイスとは……私の苦手な言葉です。 #大ヒット上映中!映画『#シンウルトラマン』ぜひ、…

『シン・ウルトラファイト』に熱中する息子(小2)にそこはかとなく「狂気」を感じる、という話

「気をつけろ!メフィラスの、罠」 一見平たいようで、実は言葉の奥底に静かな抑揚を感じさせる “昭和の実況アナウンサーみ” のある言い方で、息子(小2)が突然こちらに迫ってくる。彼は今、円谷プロの公式サブスク、通称「ツブイマ」で絶賛配信中の『シン…

ひらかたパークのウルトラマンショーが中止になってしまった話

日曜日。息子とひらかたパークのウルトラマンショーに行ってきました。 ショーは午前の部、午後の部とあり、僕たちは早起きして午前の部を鑑賞。 『帰ってきたウルトラマン』で「怪獣使いと少年」という超問題作に出演していた巨大魚怪獣ムルチが、「コテツ…

息子が学校から持って帰ってくる「怪獣らくがき」があまりにも愛らしいので

「パパぁ、怪獣描いたから見て〜」 雨の平日。開きっぱなしの傘を玄関にパーンと放置したまま、重たいランドセルを床にドンと降ろした息子が僕のところに意気揚々と何かを持ってくる。外で遊べなかった代わりに教室で描いた「怪獣らくがき」コレクションです…

小学2年生の『シン・ウルトラマン』は「空想と浪漫と好奇心」の世界

もうずっと、『シン・ウルトラマン』のことで頭がいっぱいです。こりゃあ紛れもなく、外星人への「恋」というやつです。 昨日は家から最寄りの映画館に、朝9時の回を1人で、15時半からの回を息子と。計2回見に行きました。 平日だったので、息子は当然学校で…

VS「我が家の海原雄山」 / キッチンで交差する料理への思いを語る。

今週のお題「サボりたいこと」 「マイブーム」という言葉、もう死語でしょうか? 僕の最近のマイブームはズバリ「料理」です。 当方、高校生になるまでレトルトカレーの温め方も知らなかったほど(パウチのまま加熱して発火させた経験あり)、キッチンとは無…

「このブログを本にして僕の棺桶に入れて欲しい」という願望について

自分のブログを書籍化したい―。 個人でブログを書いている方なら、こんな目標をぼんやりと思い浮かべたことは一度や二度ではないと思います。僕も結構な頻度で「いつかはやってみたいなあ」と妄想しています、ブログの書籍化。 はてなブロガーには、実際に出…

オタク生活の新しい相棒にChromebookを迎え入れた、という話

8年ほど使い続けた、ブログの執筆時にも大変お世話になったノートパソコンが先日お亡くなりになりまして。新しいパソコンに買い替えました、というお話。 blog.hatenablog.com www.bokuboku12.net ちょうど先月の週刊はてなブログにて、僕のパソコンの写真を…

悔し涙に見た「勝負の世界」 / ウルトラマンゼットに憧れる息子、初めての空手大会に挑む。

息子、初めての空手大会。 www.bokuboku12.net 『ウルトラマンZ』の主人公・ハルキの影響で保育園最後の年に始めた空手。 子供の頃から格闘技に全く縁のない人生を送ってきた僕としては、息子の「強くなりたい」というまっすぐな願望には言い様もない尊さを…

阪神タイガースと月見里公園のノスタルジー

今週のお題「好きな公園」 阪神タイガースの公式戦や高校野球の全国大会が行われる阪神甲子園球場。 小学2年生まで、僕はこの甲子園球場のすぐ近くに住んでいました。 人間の人格形成が一体どの辺りで完了するのかは知りませんが、少なくとも僕という人間を…

息子の「正義感」と僕の「生き方」の話

先日、「近所の公園に遊びに行っていた息子が目に涙をいっぱい浮かべて家に帰ってくる」という、ちょっとした事件がありまして。 インターホンが鳴った後、モニターに映っていたのはガクッと首を下げた息子の姿。ドアを開けると、その息子が今にも泣きだしそ…

2022年…息子の春は、お風呂掃除の春。

そう、時は春。 今年も見事な花が咲く。桜前線の北上に合わせるように、事件も小休止の季節であった。宇宙人も怪獣も、花の匂いに誘われてしまったのか―。(『ウルトラマンティガ』第37話『花』より) 今年の桜はとても空気が読める桜だな、と。そう思います…

大人になっても「好きなもの」に囲まれていたい…僕のデスクまわりの話

今週のお題「デスクまわり」 今の家に引っ越したのが、息子が4歳になった頃なのでちょうど4年前。 広い家に引っ越せる喜びももちろんあったのですが、僕が一番嬉しかったのは「自分の部屋を持てる」ことでした。 こうして長いこと特撮オタクをやっていると、…

押し寄せる「とりあえず」と「記念」 / 僕の好きなマグカップの話

今週のお題「わたしのコレクション」 結婚して子供が生まれてからというもの、何かと「記念」に拘るようになったなあと思います。 家族でどこかに出かけたとき。もう二度と来ないかもしれないその場所の、ちょっと気になったところはとりあえず写真に収める…

「人ならざるもの」に魅了され続ける息子 小学1年生の「青春」を追う。

先日、息子と一緒にこんなイベントに行ってきました。 kyoryulabo.com 「恐竜ラボ!ディノサバイバル」とは、「株式会社ON-ART(オンアート)が開発した恐竜型メカニカルスーツ『DINO TECHNE(ディノテクニ)』と独自の演出手法によって、あたかも恐竜が生き…

高校時代の冬の思い出を彩ってくれた「草フットサル」の話

今週のお題「冬のスポーツ」 「冬のスポーツ」と聞いて僕の頭に真っ先に浮かんだのは高校生の頃。冬になると必ずみんなでやっていた「草フットサル」ですね。 高校の3年間はハンドボール部に所属しておりまして、ハンドボールというのは本来室内で行う競技な…