僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな7歳の息子とのウルトラ備忘録です。

実家で発掘した「不二家 ウルトラ怪獣大決戦」の思い出を “供養” する

 

 この間実家に行ったら、また懐かしいものが大量に発掘されましてね。

 

 不二家の「ウルトラ怪獣大決戦」シリーズ。僕がウルトラシリーズに最初にハマった5、6歳の頃…1993年〜94年辺りにスーパーでよく買ってもらった食玩です。チョコスナックに怪獣やウルトラマンの塩化ビニール製の人形が1個ついてました。

 うちの息子にとっては、ウルトラのフィギュアと言えば家電量販店やウルトラマンショップでいつも買ってもらっているソフビなんでしょうけど、僕が子供の頃に一番必死こいて集めていたのはソフビじゃなくてこっちの塩ビ人形のほうで。

 大人の親指くらいの大きさなのに、造形が本当によく出来ているんですよ。

 ほら見てください、このオレンジ色のアストロモンス!

 右手のムチのでろんでろん具合とか、シャープな顔立ち、全体的なフォルムも本物さながらで凄いでしょ。当時子供心に「おもちゃ屋に売ってるでっかいソフビより本物に似てるやんけ…!」と思ったものです。

 左のウルトラマンタロウはレアなのか何なのかはよく知りませんが、暗いところで光る特別仕様。これ買ってもらったの30年くらい前ですけどね、今でもちゃんと光りました。すげぇなタロウ。

 

 

 

 

辱の火星怪獣

 「ウルトラ怪獣大決戦」、僕と同世代のウルトラマンオタクの方なら、誰もが一度は手に取ったことがあるんじゃないでしょうか?(箱が残っていればもう少し詳しくご紹介できたのですが…!)少なくとも僕の近所では男の子はみんな集めていました。

 300円くらいで、付属のチョコスナックも結構美味しかった。何の人形が入っているのかはランダム…なんですけど、今思えば重さでウルトラマンか怪獣かくらいかは封を開けずとも判別できてしまいますね(笑)。当時の僕は今と違って純粋だったので、スーパーのお菓子コーナーでまあドキドキしながら手に取っていましたよ。

 先に友達が持っていたムルチか何かの人形が凄くかっこ良くて、「俺も欲しい!」と思って買い物中の母に頼み込んだのが最初だったかな。

 で、「何が当たるだろう、ムルチかな、レッドキングかな」とワクワクしながら開封したら、最初に当たったのがナメゴンだったという……(笑)。母が冷たい声で「何それ…」って言ったの今でも覚えてます。

 これがその時のナメゴン。捨てずにちゃんと残してあるのが僕の両親の凄いところ。

獣の構造と向き合う

 あと、当時、僕ら近所のウルトラマン仲間の間で話題になったのが、「シーボーズやステゴンのような骨の怪獣はどんな風に人形になってるの?」という怪獣の構造への疑問でした。

 劇中のシーボーズやステゴンが黒い素体に骨のパーツをくっつけた着ぐるみだと、子供の目には映っていなかったんですね。今思うととても微笑ましい話ですが、当時の僕たちはそれをみんなして頭をひねり真剣に考えていたんです。

 だから、このシーボーズが当たったときは本当に嬉しくてですねえ…

 近所の友達の家の玄関を叩いて、「シーボーズ、こうなってたで!」って、まるで世紀の大発見のように伝えて回りましたもん(笑)。

 当たると嬉しかった、という話でいくと、当時の最新ウルトラマンだった『ウルトラマンパワード』の怪獣が出てきたときも格別でした。

 パワード怪獣の細かいディテールをこの大きさでここまで再現してるの、結構凄くないですか?

い出を供養する

 塩化ビニールは特に耐久性や加工性に優れているとのことで、こういった食玩のおまけ人形なんかにはまさにうってつけの素材なんですよね。

 無塗装で経年劣化もほとんどしていないので、今からでも童心に帰ってガンガンぶつけ合ったりお風呂に持ち込んで遊びたいくらいですが…まあでも、思い出は思い出のまま、大切にしまっておくほうがいいのかなあとも思ったりして。

 実は、僕が昔遊んでいたウルトラ怪獣のソフビのほうは、ほとんど息子に渡したんですけどね、ただでさえお古なのに、更に遊ばれ過ぎて角やら足やらが折れたり取れたりでほとんど原型留めてないんです。

 「自由に遊んでいいよ」と言って渡している以上、もちろん息子に罪はないんですけども、元・持ち主としてはやっぱりちょっと寂しい気持ちもあり…大切な思い出が全部上書きされてしまったような感じがして。

 だからこの「ウルトラ怪獣大決戦」の人形は、このままそっと、大事にしまっておこうかと。捨てる勇気は無いので、こうしてブログに書くことで思い出だけでも供養してやろうと。

 

 万が一息子に見つかったら、まず真っ先に「アストロモンス欲しい〜!」って絶対言うはずなのでね(笑)。怪獣の趣味も、やっぱり親子で似通ってくるようですから。