僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

【あなたとトクサツ。-第12回-】~自分が好きな自分であるために~トクサツ・カムカムエヴリバディ

 「あなたとトクサツ。」第12回は、この企画をきっかけにTwitterの相互フォロワーとして仲良くさせていただいているれんげさん(@renge17)です。

 

●「あなたとトクサツ。」とは?

「あなたとトクサツ。」は、読者の「特撮と人生」にスポットライトを当てる企画です。

人生で最初にハマった特撮作品、好きだった特撮を「卒業」または「復帰」することになったきっかけや時期、特撮のおかげでこんなに良い思い / 悪い思いをした等々、「特撮と人生」にまつわるお話をたっぷりと語っていただき、インタビューを通して更に深堀していきます。

 

 いきなり自分の話で申し訳ないのですが、先日好評のうちに幕を下ろしたNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。朝ドラは毎度必ず追いかけている嫁さんと一緒に、僕もご多分に漏れず熱中しておりました。

www.nhk.or.jp

 この『カムカムエヴリバディ』は、3人のヒロインがバトンをつなぐ三世代の100年物語。

 普通、朝ドラのヒロインと言えば1人で、その1人の成長なり人生なりを時間をかけてじっくりと描いていく…というのが従来からの定番パターンでした。しかし『カムカム』はそれを3人で、しかも100年という時間の経過を半年かけて描くという、朝ドラのパターン崩しに挑戦した作品でもあったんですね。

 『カムカム』では「英会話」が3人のヒロインをつなげるキーワードになっており、それぞれのステージで緻密に張られた伏線が最終回に近づくにつれてやがて大きなパズルのようにはっきりと形作られていく、朝ドラとしてはかなり大胆な構成になっていました。毎週の引きの強さに、特に後半はもう目が離せないという感じでのめり込んでしまいましたもんね。思い入れがあり過ぎて、例の「文ちゃんとデイジー」や森山良子の正体等々、未だに納得いっていないことも多いのですが!

 …と、僕がこんな感じですっかり「カムカム脳」になっていたこともあり、今回れんげさんに送っていただいた文章を読ませていただきながら、偶然にも親子三世代のお話で、「これ、特撮版『カムカムエヴリバディ』やん…」と勝手に盛り上がってしまったというわけなんです。とても楽しく読ませていただきました。

 もちろん『カムカム』をご覧になっていない方も、今回のれんげさんのお話からは、時間が経っても変わらない親子の間にある素敵なコミュニケーションと特撮への愛を存分に感じられるかと思います。

 それでは、「あなたとトクサツ。」第12回です。

 

 

 

 

ならぬ「あなた」のために

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第12回:れんげさん

 

 私が小さな頃、地元のテレビではウルトラマンや仮面ライダーの再放送をやっていました。

 

 特にウルトラマンが大好きだった私は、4歳くらいまで、いわゆる女の子らしいと言われるオモチャ…リカちゃん人形みたいなのを全く欲しがらなかったんですね。女の子の人形を買いたいのに娘に欲しがってもらえない母は、私が初めて「着せ替え人形が欲しい」と言った時に、喜び勇んで買いに行ったそうです。

 

 我が家のアルバムには、ウルトラマンの人形を両手に持ち、満面の笑みで映る幼い頃の私が写っており、「朝から晩までウルトラマン」とコメントがついていました。娘の顔は夫に生き写しで私には似ていないはずなんですが、写真に映っている幼き日の私はまあ娘にそっくりで(笑)。

 

 幼少期の私はどちらかと言うと、「早く変身しないかなあ」という少年よりの感覚でヒーロー番組を見ていました。パトレン1号の朝加圭一郎さんが大好きで『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』に熱中していた娘とは正反対な子供でした。小学1年生の朝、登校しながら幼なじみの女の子に「ジライヤ?主人公の人がかっこいいから見てるよ」と言われ、「変身前の人間を目当てにヒーロー番組を見る人もいるのか…」と衝撃を受けたことを覚えています。

 

 私が小さい頃、大事に持っていたものの一つに、母が私のためにウルトラマンの歌を集めてダビングした花柄のかわいいカセットテープがありました。

 

 母は、私のためにウルトラマンの歌を集めてダビングし、おさがりのオモチャをもらってきたり、人づてに聞いて、デパートのイベントにも連れて行ってくれたらしいです。携帯もネットもない時代なので、イベントなんかは探すのが大変だったと思います。

 

 今さらなのですが、その花柄のカセットテープ。なぜ花柄なのか?安い空テープではなく、母は女の子の私のためにかわいい柄のカセットテープをわざわざ買ってきていたんですよね。そんな当たり前のことに、私は娘をパトレン1号に会わせるためにヒーローショーを検索するまで気がつかなかったんですよ。私が小学校高学年の頃に「あのテープ、上書きしてよいか?」と聞いた時の、母の寂しそうな顔はそういう訳だったんだと。親の心子知らず、とはよく言ったものです。

 

 そんな私も『ソルブレイン』あたりから、年齢と性別の壁に阻まれ、いつしかヒーローを好きでいることを諦めてしまいました。

 

 しかし、月日は流れ、娘とニチアサを見るようになり、私はあっという間にヒーローの沼に出戻りすることとなりました。

 

 仮面ライダーの冬映画をひとりで見に行き、おいおい泣いてきました。20周年記念映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』の中で、「仮面ライダーはテレビの中の絵空事」という極めて現実的な主張に対して、「あの頃、本当に俺のそばに仮面ライダーはいたんだ。覚えている限りライダーはいる」というアタルくんの言葉…私には凄く突き刺さりました。「勝手に信じなくなったのはこっちなんだ」と。

 

 幼い頃は熱があると必要なのが座薬です。座薬を嫌がらない子供などいないですよね。そんな時、母は「この中には小さなウルトラマンがいて、バイ菌をやっつけてくれるよ」と言うんです。もちろん、幼い私にもそれが本当ではないことくらい分かっているんですよ。でも、その言葉のおかげでなんとなく頑張れる。私のそばにはヒーローがちゃんといたんだなと。

 

 『平ジェネFOREVER』の中には、助けを求める人々の前に、幼い頃に自分が心をあずけたヒーローたちが来てくれる…という描写があります。夕陽に向かって大好きなパトレン1号のポーズを決める娘を見ながら、幼い彼女がいつか忘れてしまっても、彼女が心をあずけたヒーローが誰かは、母親である私が絶対に忘れずにいるぞと目頭が熱くなりました。そして、私には誰が来てくれるのだろう?母に聞いたら分かるのだろうか?と。

 

 何年か前の帰省時に『リュウソウジャー』のリュウソウケンをかまえる娘を横目に、母に「私が1番好きだったウルトラマンって何?」と聞いてみたんです。すると、「う~ん、わかんない」とがっかりな答えが返ってきました(笑)。そんなぁ~と思いつつ、「でもウルトラマンの歌は全部歌ってたなぁ」と笑う母には胸がぎゅっとなりました。

 

 あの頃の母の視線の先には常に私がいたんだな、と。私が娘をショーに連れていった話を聞きながら「今はいろいろあっていいね~」と目を細める母が連れて行ってくれたイベントやショー…誰のためかと言えば、それは他ならぬ小さな頃の私のためだったんですよね。

 

 そんな娘も今では6歳になり、すっかりニチアサを卒業しました。娘には「お母さん、こどもみたい」などと言われながら、それでも日曜朝のテレビにかじりつく私がいます。もう多分、この沼から足は洗えないな、と覚悟しております。

 

 仕事でしんどい思いをした時も「いやいや、明日の地球を投げ出せないからね!(『仮面ライダービルド』の主題歌の歌詞)と頑張れています。いくつになっても、いつだってヒーローは私の側にいてくれるのだな、と。

ーローの記憶、親子の記憶

―僕はついこの間まで、NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の三世代ヒロインによる100年物語にハマっていたのですが、れんげさんが送ってくださった文章もまさに「親子三世代をつなぐ特撮」のお話で、勝手に朝ドラを重ね合わせて読んでしまいました。特撮を通じた親子間のコミュニケーションがとてもよく伝わってくる内容で、グッと来るものを感じました。今回のインタビューで更に深掘りさせていただければと思います。よろしくお願いします!

それではまず、「朝から晩までウルトラマン」とアルバムにコメントがつくほどウルトラマンが大好きだった幼き日のれんげさん。その頃に一番好きだったウルトラマンは誰でしたか?

 ありがとうございます。いつもブログを楽しく拝見しています。私は朝ドラは見ていないのですが、人気のドラマに重ねていただけるなんて、なんだか恥ずかしいです(笑)。よろしくお願いします。  

 一番好きだったウルトラマン…これが残念ながらはっきりしないんですよ。2〜3歳の頃で、単純に好きだったという気持ちしかなくて。ただ、『ウルトラマンエース』が楽しかった記憶が微かにあるので、現在のバディ好きの根幹を作ったという意味では2人で変身するエースかもしれないです。

 少し大きくなってからビデオをレンタルして見たのは『ウルトラセブン』が多かったと思います。これは田舎のレンタルショップのラインナップのせいだと思いますが(笑)。

 

―『エース』と言えば、北斗と南の合体変身のインパクトですよね。おかげで『エース』は本放送当時もウルトラシリーズの中では割と女性人気があったという話を聞いたことがありますし、微かにでもれんげさんの記憶に残っていらっしゃるというのは納得ですね。僕も子供の頃にウルトラマン図鑑みたいな本でエースの変身方法を見て「え?」ってびっくりした記憶がありますから(笑)。

ちなみに、子供の頃にウルトラマン以外で夢中になった特撮作品はありますか?

 やっぱり、2人ではインパクトが大きいですよね。新鮮で、新しい扉を開いてしまったみたいです(笑)。

 ウルトラマン以外では『スピルバン』『メタルダー』『ジライヤ』の流れは楽しみに見ていた記憶があります。内容はほとんど覚えてないんですが、主題歌を聞くと、やっぱり歌詞を覚えているんですよね。今でも「あ、歌える!」って驚きます。

 後は『仮面ライダーのBLACK』と『RX』でしょうか。その後は『ウインスペクター』『ソルブレイン』くらいで、下の弟が特撮を見なくなると、私も大義名分的なものを失い、性別と年齢もあり、自然と離れてしまった形ですね。『ウインスペクター』と『ソルブレイン』に『仮面ライダーV3』の宮内洋さんが出演されていて、当然ながら年を重ねられていて、子供心に「あ、ヒーローを演じている人って現実に生きて存在してる人なんだな」と実感してしまったのは、何とも言えない思い出です。

 

―『ウインスペクター』や『ソルブレイン』と言いますと、『ギャバン』以降の流れから始まった宇宙刑事シリーズですね。実は僕も、その後の『ジャンパーソン』や『ブルースワット』をリアルタイムで見ていまして、ウルトラマンでも仮面ライダーでもないメカニカルなデザインのヒーローには懐かしくも新鮮なものを未だに感じてしまいます。そう、子供の頃に聴いた主題歌ってなかなか忘れないんですよねえ。

さて、れんげさんのお母様がウルトラマンの歌をダビングされていたという花柄のカセットテープ。娘のためにかわいい柄のテープを用意されたお母様の優しさが滲み出る素敵なエピソードでした。そのテープの中でも特にこれは記憶に残っている…というような、れんげさんお気に入りの曲はありますか?

 テープには『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの主題歌が入っていたと思うんですが、印象的なのは、作品のことを全然知らなくて「何コレ怖い…」と思っていた『ウルトラQ』の曲ですね(笑)。

 好きなのは、セブン、タロウ、レオあたりかなと。特にタロウのイントロがかっこよくて好きでした。

 

―『ウルトラQ』のテーマは歌も無くて不気味な感じですよね。僕もあの白黒の画面が怖くて、曲の不気味なイメージも合わせて『ウルトラQ』は結構トラウマだったりします。

お母様の温かい眼差しの下で特撮を見ながら育ったれんげさんが、朝加圭一郎に首ったけの娘さんと『ルパパト』を楽しんでいらっしゃったというのは世代のつながりを感じさせるお話で素敵です。Twitterでも成長の記録を公開されている娘さんは僕の息子とも年齢が近く、勝手ながら親近感を抱いています。ヒーローショーでパトレン1号と対面した娘さんはやはり大感激…!という感じでしたか?

 初めてのショーは娘が3歳半くらいの時でしたが、当日の朝はサッと着替て、パジャマを洗濯機に入れ「今日は何でも出来るよ」と口にしていましたね。「すごい!愛は地球を救う」と思いました(笑)。

 ショー自体は、パトレン1号が洗脳されて一度敵になる展開で号泣してしまったのですが、ショーの後の触れ合いでルパパトメンバーに抱っこされたり、一緒に敬礼したりと大興奮でした。でも、他メンバーとは満面の笑みなのに、パトレン1号との写真だけ、好きすぎて表情固いのが「あ、本当に好きなんだ」とリアルでしたね。

 

―心底好きだからこそ表情が固くなってしまうのは凄く分かります…!子供のそういう、普段おちゃらけている時とのギャップって可愛いんですよね。うちの子も、初めてウルトラマンゼロと撮った写真ではそれまでに見たこともないようなガチガチの顔をしていたことを思い出しました(笑)。

さて、れんげさんが劇場で涙されたという『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』。仮面ライダーの存在を徹底的にメタ視点で捉えつつ、見る側の「記憶」を物語のコアに持ち込むことで架空のヒーローに命を吹き込む展開は、勢揃いするライダーたちの画も壮観で確かに感動的でした。

「小さなウルトラマンがバイ菌をやっつけてくれる」…子供の頃の、お母様とのやり取りを思い起こしながら「私には誰が来てくれるだろう?」と反芻されたというれんげさん。今考えられる、れんげさんにとっての「ヒーロー」を敢えて挙げるとすれば誰になるでしょうか?

 難しいですね…。小さな頃の憧れはもう記憶の彼方なのですが、今だと特撮沼にカムバックさせてくれた仮面ライダービルドでしょうか?

 損得抜きで誰かのためになれたら笑顔になれる、そんな信念で戦う姿を見て、私も仕事の現場で責任ある立場上、そうありたいなと。自分を見失いそうになる度にビルドを思い出しています。しんどくても、ここで諦めたり投げ出したりするのは私じゃないなと、自分が好きな自分であるためにふんばる気持ちをもらっています。

 単純に主人公の戦兎が個人的に好みというのも、もちろんありますが(笑)。助けに来て欲しいというよりは、「なりたいヒーロー」みたいなものかもしれません。

 

―日常生活の中で、くじけそうな自分の背中を押してくれるのは信念を持って敵と戦うヒーローである…これもまた大人になってから見る「トクサツ」の醍醐味ですよね。「自分が好きな自分であるためにふんばる」というのは凄く真に迫った表現だと思いました。

お母様が他ならぬれんげさんのためにショーに連れて行ってくれていたように、れんげさんもまた、娘さんのためにと親子でルパパトのショーへ足を運ばれたことと思います。お母様はれんげさんの好きなウルトラマンをあまり覚えておられなかったとのことですが、もしかしたら何年後かに、今度はれんげさんの方から娘さんに同じような質問をされる場面があるかもしれませんよね。仮にその時が来たとして、大きくなった娘さんに聞いてみたいことはありますか?

 そうですね。質問の趣旨とは少しズレているかもしれないんですが、ショーを観る中で、『ルパパト』の本編での愉快なエピソードを盛り込んでくれていたり、ゼロワンが「はい!あるとじゃないとー」をやった瞬間など、自然とお互いに顔を見合わせて微笑みあった瞬間を覚えているかは聞いてみたいですね。私自身、そういう瞬間はもちろん忘れられないものなので。

 あとは、『ルパパト』のVシネを初めて電車に乗り観に行った時の、長い予告を経て、スーパー戦隊のロゴがきらーんと出た瞬間の娘の輝く笑顔や、普段はルパンレッドのことを「チャラチャラしてるから好きじゃない(本当は好き)」と言っていた娘が、愛するパトレン1号のピンチに「かいりぃ、かいりぃ」と必死に手を合わせていた姿なんかは死ぬまで忘れられそうにないなと思います。

 

―ヒーローショーで祈っている娘さんの姿が目に浮かびます…親としては凄く微笑ましい光景ですよね。是非、そう遠くない未来に特撮を通じた親子のコミュニケーションが実現することを僕も願っています。

それでは最後に、れんげさんにとって「特撮とは?」を一言でお願いします!

 特撮とは…私にとって「愛」かなと思います。私が娘を思うように、母は私を思ってくれていたのだなと実感させてくれた存在ですね。

 母がウルトラマンを見るたびに小さな私を思い出すように、私もこの先『ルパパト』を目にする度に、小さな娘の笑顔を思い出すのだろうなと思います。

 

―長時間のインタビューお疲れ様でした。娘さんのご成長を、僕もTwitterを通して楽しみにしております。ありがとうございました!

話を伺って感じたこと

 子供の頃には気が付かなかった親の愛情を、自分が同じ立場になって初めて知る。僕も息子が生まれてからの日々はずっとそんな「気づき」を繰り返してきた、という実感があります。

 僕も親のこと、親にまつわる昔の思い出なんかを振り返るときに、親の寂しそうな表情をどうしても思い浮かべてしまうことがあります。特に父親は、一緒に特撮を見たりミニ四駆やカードゲームで遊んだりと僕が小学生の頃に何度も遊び相手になってくれていました。僕がそれぞれ卒業を迎えるタイミングで、父親には冷たい態度を取ってしまったり、少なからず寂しい気持ちにさせたこともあったのだろうなと思います。

 でも、それは本人同士の間ではもう笑い話になっていて、今では確実に「良い思い出」として2人の記憶の片隅に残っている。お互いに何か示し合わすことをしなくても、100%そう言い切れるのはやっぱり親子だからだと僕は思うんですよね。

 れんげさんも、お母様からの「う~ん、わかんない」という返答には多少ガクッとなりつつ、思い出を共有することで生まれる親子ならではのコミュニケーションを凄く大切にされていて。

 そしてそれが、お母様だけではなくご自身の娘さんにもきっと引き継がれていく。お母様のウルトラマンの例え話に勇気をもらったれんげさんが、今度は娘さんに、ヒーローから教わった色々なことを伝えていかれるのでしょう。なんて素敵な親子関係なのだろうと。僕も息子に「何か特撮を絡めた例え話を用意せねば…!」と今更ながら慌ててしまいましたもんね(笑)。

 今は娘さんに「こどもみたい」と後ろ指をさされながら、それでもニチアサに夢中だというれんげさん。そんな当たり前の日々の中にある光景もまた、いつか親子で振り返るときには大切な思い出の一つになっているはずだと、僕はお話を伺いながら確信したのでした。

 

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