今週のお題「私の定番グッズ」
息子と一緒にウルトラマンショップへ行くと必ず買ってしまうものの一つに、指人形があります。
このウルトラ指人形、各キャラクターのデフォルメ具合が絶妙で、子供も大人も思わず手に取ってしまう可愛らしさがあるんですよね。おまけに値段もそんなに高くない。
僕たちがいつも行く大阪のショップでは1つ180円(+税)ですから、600円前後するソフビのシリーズに比べるとお財布にも凄く優しくて。その上、ラインナップも豊富で息子が喜ぶ。もう色んな方面でちょうど良いアイテムなんですね。
この間東京へ行った時には、息子へのお土産としてウルフェス限定の「ウルトラマンタイガ指人形セット」を購入。クリア素材の限定品は特別感がある上に、塗装の落ち具合を気にせずに遊べるので我が家では主にお風呂場で活躍しております。
子供ってなかなかお風呂に入りたがらないものなんですけどね。ここでも、ウルトラマンの力をお借りしているというわけです。
思い出の場所と指人形
大阪のウルトラマンショップの向かいにあるキディランド。改装されて様子はかなり変わっていますが、僕も子供の頃に父親と足繁く通った思い出の場所です。
当時(今から25年くらい前)は、ウルトラマンのグッズもそのキディランドの中で販売されていました。そして子供の頃の僕がいつも楽しみにしていたのが、このウルトラマンや怪獣の指人形コーナーだったんですね。
他のおもちゃと違ってパッケージもなく、大きなクリアケースの中にごちゃ混ぜになっている中から自分の好きな指人形を探す、この探す作業がもう楽しくて楽しくて。子供心に、おもちゃは無理でも指人形なら買ってもらえるかも…という望みがありましたし、実際よく買ってもらいました。
そんな楽しい記憶が残っているからか、今のウルトラマンショップにもあの頃と同じ形で指人形コーナーが設置されているのは嬉しい限りなんです。息子が、昔の僕と同じように指人形をがーっとかき混ぜている様はなかなか笑えますよ。昔の僕と全く一緒。
指人形も進化する
ウルトラ指人形のことをブログに書くにあたって、また実家から発掘して参りました。
左が僕の実家にあったもので、右が息子のもの。
こうして並べてみると造形の進化が凄まじいです。同じウルトラマンレオでも顔つきが全然違う。僕のやつはドラえもんみたいに頭が丸くて、これはこれで愛くるしさもあるんですけどね。やっぱりどっちがかっこ良いかって言ったら右だなあ。
ただ、ショップの指人形コーナーをよく見てみると20年以上前に販売されていた金型が今も顕在なのか、この丸っこいレオもまだ普通に売ってますね。怪獣や宇宙人も、新しく作り直されたものと昔のままのものが混在しているようです。だったら最近出てきたルーブやタイガも、昔風の丸っこい形で見てみたいと思うのは僕だけ…かな(笑)。
子供が遊べるインテリア
僕の部屋のウルトラコーナーにも指人形はいくつか飾ってあって、息子がしょっちゅう自分のやつと入れ替えたりして遊んでいます。フィギュアーツのようなリアル志向のフィギュアを子供に渡すのはさすがの僕も躊躇してしまいますが、指人形ならいくらでも。
ソフビと同じように、指人形も息子が家のあっちこっちにポツリポツリと置き散らかしています。
でもソフビの大きさだとちょっと邪魔だなと思ってしまうような場所も、指人形だと「むしろオシャレじゃん」なんて許せてしまうのが面白いところで。
洗面所で歯ブラシを取ろうとしたら、二頭身のウルトラマンゼロがひょこっと出てきたりとかね。「あ、君そこにいたの」って(笑)。なんか全てにおいて“ちょうど良い”んですよ、大きさにしても軽さにしても、造形にしても。家のどこに飾られてあっても、それが画として何となく成り立つという。
昨年のひらパーウルフェスでは、購入した指人形に専用の金具を取り付けてキーホルダーを作るサービスも行われていて、良いアイデアだなと思いました。これもウルトラ指人形の“ちょうど良さ”が成せる技。実際にカバンに付けている方を何人か見かけて、イベントで推しをさり気なく主張するためのベストアイテムという感じがしました。
ウルトラマンの定番グッズと言えばまずはソフビですが、このソフビですら何度かサイズの規格が変わったりしている中、ウルトラ指人形は造形が進化していく中で20年以上に渡って大きさも販売方法も変わっていない安心感。ウルトラマンの歴史が続く限り、このウルトラ指人形が店頭から無くなることもないのでしょうね。まさに定番グッズです。