ウルトラマンカードゲーム(以下UCG)を始めた頃からデッキ作りやプレイングについて度々参考にさせていただいていたhigeさん(@hige1110)のYouTubeチャンネル「中年のわるふざけ」にて、僕のティガブレーザーデッキが紹介されました、というご報告です。
1週間ほど前にhigeさんからTiwtter(旧X)のダイレクトメッセージで動画作成のお話をいただき、「なんの実績もありませんがそれでも良ければ……」と前置きをした上で承諾。
自分でもまあまあ面白いデッキになったかなという手応えはあったのですが、やはりそれなりの実績がないと動画の説得力が半減してしまうことは避けられません。このままじゃせっかく声をかけてくださったhigeさんに少し申し訳ないなあと思っていたところ、いたところ――。
奈良マニア模型ギャラクシー優勝しました!名刺もたくさんお渡しできて良き一日でした( ¨̮ ) 対戦ありがとうございました!ティガブレーザーはTier1です( ˇωˇ ) #ウルトラマンカードゲーム pic.twitter.com/sJhIKnjS92
— Ryo (@ryo_nf3000) 2025年4月20日
動画がアップされる予定だったまさにその日、
ギャラクシーカップ3回目の優勝を飾ることができました!奇跡!
紹介動画では僕と息子(小5)に身に余るお言葉の数々をいただきました。大変恐縮しております。更にはhigeさんご自身も同じデッキを使用されギャラクシーカップに出場→決勝トーナメント進出と、こんなに嬉しく光栄なことがあっていいものかと夢心地でした。higeさん、改めましてありがとうございました。一生の記念にします。
今日ギャラクシーカップで優勝しhigeさんの動画で紹介していただいたティガブレーザーの構築はこちらです。基本メタブレーザー4枚採用が肝。序盤に引いても終盤に引いても強く、基本の多いメビウスとヒカリを多くのケースで刺してくれます。 #ウルトラマンカードゲーム pic.twitter.com/bRVGo6Nhpj
— Ryo (@ryo_nf3000) 2025年4月20日
動画の中でhigeさんは「一つのものを続ける大切さ」について言及してくださいました。
僕とティガブレーザーデッキについてはこちらの記事にも詳細を書き記していますが、僕も最初から「このデッキを使い続けるぞ」という確固たる意志があったわけではありません。2弾環境の始めの頃はゼロやアークをメインにしたデッキを使用していた時期もあります。あくまで主目的は「息子の練習相手」。家でワイワイ対戦する中で5割くらい勝てればいいかなという程度の志でした。
それがいざやってみると僕の想像よりも息子のプレイングスキルが高く、このままじゃスパーリング相手にもなれないぞ……というところから、これまで使ったデッキの中で最も手に馴染んでいたティガブレーザーを突き詰めていく作業が始まりました。2月の上旬ごろのことですかね。
1弾の頃から環境に君臨し続けるメビウスを使いこなす息子に対して、いかに「メビウスを使わずに」抗えるか。僕のUCGへのモチベーションはこの辺りからはっきりしてきたのかなと思います。
「やり続ける」ということで言えば、昔から何事も一途なタイプではありました。
小学生の頃のポケモンとか、もうみんな飽きて別のゲームやってるのに自分だけ図鑑を完成させてやろうと一人でコツコツと頑張ってたり、一途というか意固地ですね。
あと、高倉健さんではありませんが僕相当不器用な男でして、UCGでも色々なデッキを使いこなされている猛者が沢山いますが、ああいうことが全く出来ないタチなんです。頭の整理がとてもじゃないけど追い付かない。なので、僕がティガブレーザーを握り続けているのはあくまで結果論という側面があります。
一方で、僕もせっかくやるからには勝ちたい。家で息子のメビウスヒカリに数えきれないほど負け続けて、なんでここまで勝てないんだろうってやっぱりめちゃくちゃ考えました。正直、大会で勝ち進みたいという欲はそこまでなく、とにかく息子に勝ちたかった。僕が彼の良きライバルになれたらまだまだ一緒にUCGで遊べるぞ、と。一番の原動力はそこですね。
higeさんの動画を一緒に見ていた息子、思わぬ自分の登場に「え?俺やん!やった〜!」と歓喜しておりました。彼ももうテレビよりずっとYouTubeのほうに馴染みのある世代ですから、憧れのメディアに自分の名前が出てきたらそりゃもうテンション上がるに決まってるってもんで。
息子がUCG界隈でちょっとした有名人になっているのを見ていると(奈良でも名前が知られていた)、父親の僕ももう少し頑張らにゃいかんなと背筋が伸びます。
名刺を配って営業活動……ももちろん頑張りつつ、こうして自分のデッキを動画で紹介してくださる方や、対戦後に「いつも見てます」と声をかけてくださる方たちとの関わりをもっともっと大切にしていきたい。そんなカードゲームの一番の魅力に改めて気付かされた一日でありました。