僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

「ツブイマ」こと「TSUBURAYA IMAGINATION」を出来る限りポジティブにプレゼンします

 

 円谷プロの公式サブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」をご存知でしょうか。

 

imagination.m-78.jp

 今や時代は映画も音楽も、そしていよいよTwitterまで、ありとあらゆるコンテンツを定期定額で楽しむ「大サブスク」時代。そんな中にあって、ウルトラシリーズを始めとする様々な映像作品を制作する円谷プロダクションが2021年に満を持してスタートさせたのがこの「TSUBURAYA IMAGINATION」。通称 「ウルトラサブスク」。

 

 とにかく円谷プロの作品がいっぱい見られるサブスク。普段からウルトラを贔屓している僕にとっては、これ以上の「求めていた」サブスクというのは無くてですね。実際、利用者の中でもめちゃくちゃ楽しんで満喫している方だと思います。サブスク全体の優先度も個人的にはかなり高い位置にある。

 ちなみにツブイマには月額550円のスタンダードプランと、年額2万円とちょっとでよりリッチなサービスが受けられるプレミアムプランの2つがありまして、僕はスタンダードを選びました。

 今日は読者の方々への布教も兼ねて、この「TSUBURAYA IMAGINATION」を出来る限りポジティブにプレゼンさせていただければ、と思います。なぜ「出来る限り」なのかは、この記事を最後まで読んでもらえると分かる……はずです。では、しばしお時間を。

 

 

 

 

『ティガ』が見られるのはここだけ

 ツブイマの良いところ。まずは

 

 「『ウルトラマンティガ』が見られる!」

 

 もう、これに尽きると言ってもいいかもしれない。

 

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 AmazonプライムビデオやNetflixといった大手のサブスクでは大人の事情により軒並み配信が不可となっている『ウルトラマンティガ』を、なんとツブイマでは全話視聴することが可能!まさにツブイマ会員だけに与えられた特権です。

 いやほんと、今更ですけど『ティガ』ってめちゃくちゃいい作品なんですよ。

 よく「特撮を知らない人に最初におすすめするウルトラ作品は?」みたいなことを考えるんですけど、主演が長野くんってことを抜きにしても、『ティガ』はその候補にずっと入ってきますもんね。

 ウルトラシリーズのプリミティブな魅力に迫った名作が山ほどあるし、平成以降の新しいウルトラマン像を確立した記念碑的作品でもある。好きなときにスマホでパッと、あの個性的なGUTSの面々の活躍を見ることができるなんて。あぁ、なんと贅沢な時代……!

 もちろんスタンダードプラン以上なら『ティガ』以外のウルトラ作品も大体(大体)、見ることができます。あの怪獣のちょっと気になるあのシーンや、特に印象的だった特撮パートを確認しておきたいな、という時なんかにも凄く便利。いつでもどこでも、アンバランスゾーンに飛び込むことができます。

ブスクならではの新体験を

 ツブイマの良いところその2。

 

 オリジナルコンテンツが非常に充実している。

 

 これはもう単純に、「ここでしか見られないものが多い」という強み。

 

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 昨年の『ウルトラマントリガー』から、現行のウルトラシリーズの劇場版をツブイマのオリジナル作品として世に出す試みがなされています。

 テレビシリーズがもうすぐ最終回を迎える『デッカー』も、2月の終わりに劇場版が公開されて、それが同時にツブイマでも独占配信される。映画館で見た作品を、家に帰ってすぐにまた見返せちゃうんですね。昨年の『エピソードZ』はそういう意味でなかなかに新しい映画体験でした。もちろん映画館に行かなくても、ツブイマに入ってさえいればお家だけでも鑑賞可能。サブスク時代の到来を感じますねえ。

 

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 他にも樋口真嗣さん監修の下で制作され、奇々怪々な演出の応酬で話題になった『シン・ウルトラファイト』や、GUTS-SELECTメンバーの意外な一面を垣間見れる『デッカー』のスピンオフドラマ『GUTS-SELECT交流記』も見どころ。スピンオフドラマは現在の円谷に出来うる規模でつつましく、本編の邪魔にもならない程度のいい具合の力加減で作られていて、その何とも言えない「身の丈感」も魅力です。

 また、それぞれ月に1回、交互に生放送でお送りされる名物番組『尊哉の部屋』と『関智一のウルトラクラブ』も要チェック。円谷に特化したバラエティ番組なんてそうそうありませんから貴重な存在です。

 両番組とも、独特のゆるい雰囲気を漂わせつつ、初心者もオタクも楽しめる懐深きウルトラワールドへ誘ってくれる。我が家では、毎月息子(小2)と一緒に画面を指さしてケラケラ笑いながら生放送を楽しんでおります。

 

 

 

まらないワクワクドキドキ……

 さて、ここまではツブイマが提供してくれるコンテンツ、いわゆる中身の話でしたが、今度はその使用感についても「出来る限り」ボジティブに紹介していきたいと思います。

 

・「最後までちゃんと見られる?」他のサブスクにはないスリル
 これはうちのネット環境の問題かもしれませんが、とにかく他のサブスクに比べると動画が途中でよく止まります。でもこれは決していけないことではありません。作品を見ながら、他社のサブスクにはないスリルを体感できるからです。常に「最後までちゃんと見られる?」というドキドキ感。そして運良く最後まで止まるこなく視聴を終えられたときの達成感。こんなの体験できるのは数あるサブスクの中でもツブイマだけ。あなたにも是非味わってもらいたい。

 

・起動するまでのワクワク感は初代プレステの趣
 僕が子供の頃に流行った初代プレイステーションって、本体の起動とかディスクの読み込みに凄く時間がかかっていました。それこそ毎回1~2分は待たされていたような感覚。でもあれはあれで今思うとゲームにありつけるまでのワクワク感、あったよなあ、と。あの懐かしい感覚を、この令和に味わえてしまうのが「TSUBURAYA IMAGINATION」。とにかくどのページもズッシリと重い。懐かしくもやみつきになる重量感です。

 

・「あの作品、どこ?」独特過ぎるUI
 独特過ぎるUIもポイント。どの作品をどこからどう見ればいいのか、まるで冒険にでも出たかのような気分で探し回る必要があります(しかもページは重い)。結構、やりがいあります。やっぱりあれですよ、苦労して見つけてこそ「やっと見つかったあ」という気持ちで120%作品が楽しめるってもんです。

 

・未配信作品の謎を解け
 「ウルトラサブスク」と銘打っているんだから歴代のウルトラ作品は全て視聴可能と思いきや、ところがどっこい『ウルトラマンネクサス』や『ULTRAMAN(2004)』は何故か未配信。この辺の謎解き要素もツブイマの魅力の一つ。

 

・「ツブイマ」であり「ウルトラサブスク」でもある
 何故か統一されない略称。流行らせにくいだろ!

 

・謎のガイドキャラクター「アイちゃん」

 ブースカとかカネゴンとか、他にもいっぱいそれらしいキャラクターが円谷にはいるのに、ここであえての「アイちゃん」(誰やお前)。やっぱりツブイマさんは肝の座り方が違うぜ……!

 

 いかがだったでしょうか。そこのあなた、ツブイマ、入る気になりましたか?

 最後にもう一つツブイマのメリットを補足しておきますと、子供の教育にも非常に良いんですよ。

 Fire TV Stickに対応していないことが功を奏して、例えばうちの息子は、インターネットを経由してリビングの大型テレビでツブイマを見るためのルートを自力で発見しちゃいましたから。小学2年生が普通そこまで家電を自分で操作できない。小2の男子にそこまでして見たいと思わせるツブイマのパワー。どうです、素晴らしいサブスクだと思いませんか……!

 

 

 ……と、まあ書いてて自分でも疲れてきたので今日はこの辺で。

 

 

 とりあえずツブイマには動画の保存機能とシークバーにサムネつけてほしいのとUIを見易くしてほしいのとサーバー超絶強化してほしいのとFire TV Stickにさっさと対応してほしいスね。頼みます円谷さん。