最近の「ポケモンカード人気」がもうドえらいことになっていましてね。
新しいパックが出ても、発売日に店頭で普通に買うことはほぼ不可能。公式オンラインショップですら抽選で当たった人しかカードを買えない状況がこの半年くらいずっと続いています。正直ね、しんどいです。早く何とかして欲しい。
そんな中、本当にたまたま偶然立ち寄ったJoshinでわずかに残っていたポケカ25周年記念パックを運良く買うことができ、購入特典のプロモパックから飛び出してきたのがこのカード。リザードンLV.76。これ、ポケカプレイヤーなら知らない人はいないであろう超有名カードなのです。
知らない方のために説明しますと、このリザードンは25年前に発売された一番最初のポケモンカード。かっこいいイラストと高いスペックで、まさに当時のポケカを代表する1枚でした。火を噴くドラゴン=男の子のロマン。小学生の頃、このイラストを何度模写したことか。
今回僕が入手したのは、ポケモンカード25周年を記念して発売された「25th ANNIVERSARY COLLECTION」というパックでめでたく復刻されたもの。一番欲しかったカードを一発でゲットすることができ、嫁さんの前だったのに大人気なく飛び跳ねて大喜びしてしまいましたよ恥ずかしい。
このリザードンを眺めていると、この25年間の(と言っても僕は空白の期間がかなりあるのですが)ポケモンカードに関する思い出が頭の中に一つ、またひとつと蘇ってきてしまいまして…
勢いで実家の押し入れから引っ張り出してきたのがこれ。当時購読していたポケモンカード公式マガジン「トレーナーズ」と、ポケモンカードファンクラブのメンバーズカードです。
ファンクラブに入るほどポケカにハマっていたんですねぇ、当時の僕。
メンバーズカードの裏面に書いてある発行日が2002年の1月でしたから、中学2年生辺りまでは続けていたことになります。
以前記事にも書いたのですが、当時の僕の周りに実際にポケモンカードで対戦できる友達ってほとんどいませんでした。
みんなカードを持ってはいるけど、どうやって対戦するかまでは踏み込めていない状態で。カードゲームをちゃんとやるのって子供には割とハードル高いんですよね。場所の確保はもちろん、ポケカにはコインやダメカン、各種マーカーと必要なアイテムも多かった。同じカードゲームでも遊戯王のほうがブームでした。
この「トレーナーズ」、冊子自体は結構ボロボロでもうあまり価値はないと思いますが、まだ見ぬ対戦相手に思いを馳せながらひとり孤独に自分のデッキとにらめっこを続けていたあの頃の自分を感じられるアイテムとして、これからも大切に保管しておきます。というか、僕の両親もよく捨てなかったよな(笑)。
誌面を開くと、ファンが選ぶ人気カードランキングなるコーナーもあり、やはりあのリザードンが断トツの1位に君臨しておりました。このランキングが掲載されている間、ずっと1位だったんじゃないかなあ確か。
そうだ、遊戯王の「ブルーアイズ・ホワイトドラゴン」と言えばピンと来る方も多いのでは?そうそう、このリザードンはポケモンカード界におけるブルーアイズだったんですよ。誰もが知る、誰もが憧れる伝説のカードだったんです。
僕が手に入れた復刻リザードン、実際に対戦で使う機会は無いでしょうが、それこそブルーアイズ使いの海馬社長よろしく
って息子に自慢してみようかしら。この間の『学校へ行こう!』の時みたいに真顔でスルーされたらどうしましょうね(笑)。