僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな6歳の息子とのウルトラ備忘録です。

美しさと表裏一体のデリケートさを楽しむ S.H.Figuarts 真骨彫製法ウルトラマンティガ

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「君を待っていたのだよウルトラマンティガ!!」

 

 …えーっと、すみません前置きも無しに(笑)。

 半年前に予約した「S.H.Figuarts 真骨彫製法ウルトラマンティガ」が我が家にも無事到着いたしました。

 インターネットでの予約が開始何秒で終了したとか、その後の転売価格もドえらいことになっていたりして、特撮ファンの間ではもはや「買えないフィギュア」の代名詞のようになっていた真骨彫ティガ。主人公・ダイゴを演じた長野博さんの出演するTVCMも随分話題になりました。あんなの見たら欲しくなるに決まってるよなあ…ズルい。

 ちなみに僕は、ウルトラマンの公式オンラインショップで運良く予約することが出来たのですが、あの壮絶な予約戦争を、あの電波の届きにくい職場の休憩室で乗り切れたのは今思えばとんでもないミラクルでした。スマホの画面が変形するんじゃないかってくらい「購入する」を連打した甲斐がありました。幻のポケモンをゲットするときにゲームボーイのAボタンを全体重かけてぎゅーっと押していたあの頃から全く成長していない(笑)。

 

さ、開封!

 それでは早速開封。いくつになっても、新しく買ったおもちゃの箱を開ける瞬間のドキドキ感って変わらないです。予約から到着までのこの半年弱は長かったぞ…!

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うひゃー(*゚∀゚)アヒャヒャ

 

 フィギュアが持ち主の手に触れる前の、この「まだ目覚めていない状態」がたまらなく愛おしかったりします。腕も脚も突っ張ったままのこの時点で既にかっこいいとは何事…。

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 こちらは真骨彫ティガ製作にあたってのスタッフの裏話などが掲載されている初回生産分限定のブックレット。

 特に当時のスーツアクターである権藤俊輔さんの「ティガ愛」がひしひしと伝わってくる文章には思わず感嘆のため息がもれました。フィギュアに触れつつその背景やスタッフの思いを知ることで、ただ出来が良いだけのフィギュアじゃない、より一層愛着の湧いた自分だけの宝物になるわけですねえ。こんなに素晴らしい冊子、初回生産のみの封入なんて変に勿体ぶらずじゃんじゃん印刷したまえバンダイ(何様)。

あ、その手に光を。

 ふぅ…(深呼吸)

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こ、これは「良いティガ」でしょ…

 

 ウルトラマンのフィギュアーツって元々出来が良くて、毎回買うたびに本物そっくりだと感動してはいるのですが、これはちょっと、これまでとは次元の違う驚きがありますね。ティガのマスクの美しさを完全再現した造形美に加え、権藤さんの肉体を手の握りまでスキャンしたという拘りで、劇中の権藤ティガのプロポーションがこのサイズにまで完璧に落とし込まれています。

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 こちらが立ち姿。

 いやー、元々無い語彙力をますます失いそう。トイストーリーよろしく、小さな権藤ティガが我が家にひょっこり遊びに来たんじゃないかって錯覚起こしそうです。CM等で謳われている「権藤ティガの究極形」の名に恥じない出来。素晴らしいの一言です。

 これはまた『ティガ』をちゃんと見返さないとなあ。権藤ティガの活躍が見られるエピソードで有名なのは、第3話『悪魔の預言』、第50話『もっと高く!Take Me Higher』辺りでしょうか。いや、でも実相寺監督の『花』やイーヴィルティガと対決した『影を継ぐもの』も捨てがたい…。休みの日はお気に入りのフィギュア片手に特撮を見る。幼稚園児の頃から何も変わってねぇな自分(ノ∀`)

しさと表裏一体のデリケートさ

 さて、フィギュアーツのもう一つの魅力である「可動」に関してですが、こちらにはやや不満ありです。

 既にTwitter等で同じ内容のレビューを何度か見かけて完全に同意してしまった「軟質素材部分の塗装が剥がれやすい」という点。「そんな大袈裟な」と思ってナメていたら結構痛い目に会いそうです。ちょっと爪が当たっただけでも痕が残ってしまいそうなデリケートさ。これはちょっと許容範囲外でした。

 特にプロテクター周りは腕をぐいっと動かすとすぐに干渉してしまうため、例えば定番のゼペリオン光線のポーズを取らせただけでも塗装が剥がれる危険性があります。軟質素材を使うのは100歩譲っていいとして、もっと傷がつきにくい別の素材は無かったのかというのが正直なところ。

 可動域を広げるための軟質素材のはずが、軟質素材のせいで思い切ったポーズを取らせることが出来ないあべこべさ。フィギュアーツでそこまでガシガシ遊ばない僕ですら、「こんなに恐る恐る触らなきゃいけない可動フィギュアってどうなの?」と感じるレベルでしたから。本当ならもっと色々なポーズを取らせて写真を撮ってブログにアップしたかったんですけどね。僕の感覚だとこれが限界でした。

 まあ、世の中にある「美しいもの」はデリケートさと表裏一体になっているケースが多かったりするので、これもその一つとして解釈することにしておきましょうか。限りある命を精一杯生きるのだ権藤ティガよ。

 …いやいやでも、もし、もし可能であればですよ、全身通常素材のティガをもう一度出していただけないでしょうかバンダイさま。造形が100億点満点なだけに、その一点があまりにも惜しくて。6歳の息子に触らせられませんもんね、相当勇気出さないと。彼もティガは大好きだから、こんなの見たら興奮してぐんぐん迫って来るに違いないし…。

 ちなみに、真骨彫ティガがデリケートなフィギュアだという噂はかねがね聞いていたので、開封は息子が寝てから夜の11時くらいに一人で粛々と進めたのでした(笑)。今度好きなおもちゃ買ってあげるから許して。