僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

僕と息子とウルトラマンのクロニクル

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 最終回まであと4回となった『ウルトラマンタイガ』の後番組が発表されました。『ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED』。テレビ東京系にて来年の1月11日(土)からスタートです。

 昨年の『ルーブ』のときにも後番組にちゃんとウルトラマン関連が来てくれるのかかなりヤキモキした記憶があるのですが、それは今年も変わらず。ちょうど『ニュージェネレーションクロニクル』が発表されたのも昨年の同じ時期で、ここ最近は毎日ようにTwitterで新情報が来ないかとスマホの画面をスクロールしておりました。しかし、『オーブ』以降始まった半年スパンでの新作→クロニクル→新作の流れもすっかり定着。いよいよ盤石になってきた感がありますね。

 しかも今回は「ゼロ&ジード」のクロニクルときました。ジードは僕が息子と初めてハマったウルトラマンとして思い入れの深い作品ですし、ゼロは言わずもがな、僕の最推しウルトラマン。番組のナビゲーターとして朝倉リクこと濱田龍臣さんの出演も決定しており、ゼロとジードの傑作選にどんなプラスアルファが加えられるのか今から楽しみです。

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「余裕」のある男

 『タイガ』の次は何が来るのか―。息子との間でも、この話題で何日か盛り上がっていました。

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 こちらは昨年の同じ時期に書いた記事。「『ルーブ』でウルトラマン終わっちゃうんやって~」と僕が悪ノリして言った冗談を息子が真に受けて落ち込んでしまったという話でした。

 さすがの僕も、今年は変な冗談を言うのは控えていました。しかし驚いたのは、今度は息子のほうから「『タイガ』が終わったらおしり探偵かもしれへんでw」と僕を笑わせにきたことです。昨年の「なんでなん…」と涙目になっていた息子からは想像もつかない余裕っぷり。そうか、これが男としての成長ってやつなのか。

 もちろん息子の中では『タイガ』の後もウルトラマンを見たい気持ちはあったようで、『ZERO&GEED』のポスターを見せると両手を上げて喜んでいました。が、しかし、本当におしり探偵が後番組だったとしたら彼はどんなリアクションをしたのだろう。ここ、父親としてもの凄く興味ある。起点を利かせて一発ドッキリでもかませば良かったなあと後悔するなど。

き残したからこそ

 ブログを始めてもうすぐ丸2年になります。以前も同じようなことを書きましたが、「自分がこのブログの一番熱心な読者である」という感覚は未だにあって。文章そのものの稚拙さはさておき、なんとなく読み返してみた過去の記事から新しい発見をしたり、時間が経ったからこそ得られる感情の揺れ動きなんかが徐々に増えてきた感じがあります。

 「どうせ続かないだろうけど」と思いながら始めたブログが2年も続き、その中で息子の成長や自分がその時々に感じたことを文章という形で残せている。これが3年、4年とまた続けていけたら結構いいブログになっていくんじゃないかと思っています。手前味噌ですが。

 今回書いた息子の余裕っぷりに関しても、1年前に記事を書いてなかったら僕自身がそういう風に感じなかったかもしれません。書いて残して、時間を置いて読み返すことで、些細な出来事もその時の気持ちも記憶に深く刻まれていくのだなと実感した次第です。

子が「子供の頃」

 『ZERO&GEED』が楽しみなのはもう一つ理由があります。『ジード』は今もたまに息子と見返しているんですけどね、一緒に見ていると息子がこう言うんですよ。

「これ、○○が子供の頃に見てたやつ?」

いや、そしたらあなたは今何なのよ、と(笑)。

 まあでも、もうすぐ5歳になる彼にとっては『ジード』が放送されていた2年前って人生の約半分の時間分昔なわけだから、そんな風に感じるのも無理ないか。僕も子供の頃、テレビを見ながらそんな風に父親に言ってたかもしれない。

 DVDで好きな時間に見返すのと、毎週決まった時間に放送されるものを見るのとではまた違いますよね。リアルタイムだと、僕の膝の上に乗っている息子もウルトラマンを見つめる目つきがより真剣になります。テレビに映るゼロやジードを見ながら、あの頃からまた一回り成長した息子がどんな反応を示すのか。また「子供の頃」発言で僕たち夫婦を笑わせてくれるのか(笑)。ウルトラマンと息子のおかげで、来年もまた楽しい日々を送れそうな予感です。