僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな6歳の息子とのウルトラ備忘録です。

フィギュアーツをガシガシ動かして遊べる息子が羨ましい…という話

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 「あーっ!これ俺のん!」

 

 僕の部屋に飾ってあるウルトラマントリガーのフィギュアーツを見つけて叫ぶ息子。一方的に「俺のん」宣言をした後、トリガーをケースから勝手に取り出して嬉しそうに触る、触る、動かす…!

 いやまあ、そうね。フィギュアーツって可動フィギュアだから、触って動かしてナンボというところはあるのだけれど。あるのだけれど…

 

「おい!もうちょっと優しく動かせ!」

「傷がついたらどうする!」

「…あ、怪獣のソフビをガンガンぶつけるのはやめろーっ!」

 

と、まあ僕の心の中の本音のつぶやきってのはそんなもので(笑)。息子がフィギュアーツで遊ぶ様子を見守る時のヒヤヒヤ感。怖いもの見たさで癖になりそうです。

 やっとの思いで手に入れたフィギュアだからこそなるべくキレイな状態を維持したい気持ちと、可動フィギュア本来の遊び方を思う存分満喫する息子に野暮なことは言えないという2つの心境が絶妙に交差するこの瞬間。何も気にせず、本能のままにガシガシ遊べる息子が本気で羨ましい。

 

好きなトリガーだからこそ…

ultra.tamashii.jp

 先日バンダイから発売された「S.H.Figuarts ウルトラマントリガー」。

 7月時点での予約戦争に敗北し「あぁ、真骨彫ティガで僕のフィギュアーツ運は使い果たしてしまったか…」と、一般販売での購入も半ば諦めかけていたところでした。しかし、この間息子と一緒にガンプラを買いに行ったJoshinのレジ横にさり気なく並べられていたのを僕は見逃しませんでしたよ…!

 ウルトラアーツの出来の素晴らしさについては改めてここで語るまでもありませんが、今回のトリガーも思わずうっとり眺めてしまうほどのかっこ良さ、美しさです。

 トリガーのデザインは個人的に凄く好みで、初見からストレートに「かっこいい」と思わせてくれるウルトラマンはいつぶりだろうという感じでした。ティガがモチーフというのは他のウルトラマンには無い大きなアドバンテージではあるものの、変にスカしたデザインにせず、真正面から「2021年のティガ」を追求したアプローチは好感度が高いですね。

 だからこそ、このトリガーのアーツは大事に棚に飾って愛でていたい。そう思っていたのですが…

「相棒」と呼べるまで

 今息子とハマっている『ガンダムビルドファイターズ』というアニメがありましてね。

 僕も息子も「これは神回!」と大絶賛だった『戦士のかがやき』という回。ガンプラバトルの世界大会で、イタリア代表のリカルド・フェリーニが自身の愛機であるウイングガンダムフェニーチェへの思いを叫ぶ場面が、もうこれでもかというくらいの激アツ展開で。

「でもな、俺がお前を作ったのは、棚に飾って愛でるためじゃねぇ。 勝つためだ!」

「俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだって世界に向かって叫ぶためだ。だから……もう少し付き合ってもらうぜ、相棒!」

 この場面をもう一度見たいがために、TSUTAYAに返却したDVDをすぐにまた借りてきてしまいましたもんね。僕も最近ガンプラを作り始めて、自分の作ったプラモデルに言い様のない愛着が湧くということを経験していますから、フェリーニのこの名言にはテレビの前で思わず拳をぐっと握ってしまいました。僕も最初に作ったRGのガンダムエクシアに向かって「相棒!」って言ってみたい。

 

 トリガーのフィギュアーツも、ガンプラみたいに自分で作ったわけではないけど、それを手に入れるまでの経緯やキャラクターへの思い入れを含めて、やっぱり愛着というものは自然と湧いてきています。

 だからこそ、このフィギュアにとって一体何が最も幸せな道なのかということまで考えてしまう。

 ずっと同じポーズのまま、それこそ棚に飾って愛でているよりも、息子がそうしているようにガシガシ動かして怪獣とのバトルシーンを再現したり、少々傷が付こうとも理想のポージングを追求したりするほうが楽しみ方としては正しいんじゃないかという。

 そういう意味では、僕の部屋にそーっとやってきて棚に飾ってあるフィギュアーツを何のてらいも無く手に取れる息子の「子供らしさ」は尊いなと思います。もし仮に、息子が僕みたいに「棚に飾って愛でる」人になっちゃったらそれはそれで寂しい気もする。

 トリガーのフィギュアーツは別にもう1つ買って、今飾ってあるやつは息子の「相棒」にさせてあげようかしら。それでも、息子の豪快な遊び方に僕はまだヒヤヒヤさせられていそうなんですけどね(笑)。