僕が僕であること(仮)

ジードとルーブが大好きな4歳の息子とのウルトラ備忘録です。

息子がウルトラマンゼロのカードを僕にくれた理由

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 僕の推しウルトラマンはウルトラマンゼロ様なわけですが、息子も『タイガ』にハマりつつやはりゼロのことを好きな気持ちはずっと変わらないようです。

 先週行ったウルフェスで、僕が自分へのご褒美として購入したゼロのグッズ。キーホルダー、指人形、ハンカチタオルなど、小物系のほとんどは息子の手に渡ってしまいました。

 「あー!なにこれー!」この一言が聞こえてきたら一発アウト。彼の研ぎ澄まされたウルトラセンサーを侮ってはいけません。まあ、最近は僕も「こんなの絶対見つかるだろうな…あはは~」と半ば諦めの境地で買って来ている部分もあるので、全然OKなんですけど。

 それがこの間、ゲームセンターで「ウルトラマンフュージョンファイト」を一緒にプレイした時に信じられない出来事が。ゲーム機から出てきたのが、2人の大好きなウルトラマンゼロのカードだったんですよ。で、いつもならソッコーで「これは〇〇の!」とぶんどってくる息子が、なんとそのカードを僕にくれたのです。

「パパ、ゼロ好きやろー。これあげるわ」

 え、なにこの変わり用。今まではこんなかっこいいカード、地球がひっくり返っても手放さないぞって感じだったのに!

 

りがたく頂戴する

 息子からゼロのカードをいただいた僕。ゲームに興ずる息子の後ろ姿を眺めつつ、

「えー、なんで?ゼロのカードなんて当たったら超喜ぶはずじゃんか。それが喜ぶそぶりも見せずに僕にくれるなんて。そりゃ僕も自分がゼロ推しだってことを厚かましくアピールしたりするけどさ。これも彼の人間的な成長ということか…」

などと、頭の中を70%の疑問と30%の感動が駆け巡る。

 大人気ないかなと思いつつ、僕もウルトラマンゼロのことは三度の飯よりってレベルで大好きなので、カードはありがたく頂戴することにしました。息子よ、ありがとう。このカードは一生の宝物にするぜ。

 ちなみにこのフュージョンファイトのカード、専用のイラストがかっこ良くてコレクションするのがとっても楽しい。この手のカードにありがちな行き過ぎたデフォルメもなく、ウルトラマンや怪獣・宇宙人の魅力をぐいぐい引き出してくれています。息子が集めたがるのも納得。

子の優しさに触れてほっこりする

 いつものようにフュージョンファイトをたっぷり楽しんだ息子。さあ、そろそろお家に帰ろうか。

 帰り道でも、息子はよほどゲームが楽しかったのかカードがまとめてあるファイルをニコニコ眺めている。良かったね、また連れてってあげるからね。ゼロのカードを通じて、一段と成長した息子の優しさに触れた僕は、いつもより少しだけほっこりとした気持ちで家路に着くのでした。

 家に帰ってからも息子はまだファイルを眺めている。そろそろ晩ご飯の時間だからと言っても聞かない。こりゃいかんとファイルを取り上げるも、今度はつい僕がカードに目を奪われる(笑)。そうそう、自分の集めたカードってただ眺めているだけでも楽しいんだよねぇ。僕も昔、ポケモンカードや遊戯王カード、人生かけるくらいの勢いで熱中していたから凄くよく分かるんだ。

実を知る

 ファイルをパラパラめくっていると、あるページを過ぎたところで「あれ?」と違和感を覚えた瞬間が。もう一度、同じ場所をパラパラするとまた同じ違和感。ん?なんなんだこれは。

 謎の違和感の正体を確かめようと、ゆっくり一枚ずつページをめくる。自分でもどうしてこんなに緊張しているのか分からない。知りたいような、知りたくないような…。するとあるページに辿り着いたとき、僕の手がピタッと止まりました。こ、これは…!

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【悲報】息子氏、ダブったカードをくれただけだった。

 あ、いやまあ、途中からそうじゃないかって予感は自分でもしてましたけど。

 念のため直接聞いてみましたよ。「パパにゼロのカードくれたのって、1枚余ったからなん?」って。そしたら息子は「え、それ以外の理由ありますか?」と言わんばかりの冷た~い表情で「うん」と一言。よくよく考えてみれば、ガチャガチャだって息子が僕にくれるのは基本ダブったとき。カードはたまたまこれまでダブってなかっただけ、というオチ。

 いやもちろん、もらった側の僕ががっかりするのも変な話です。ただちょっと、僕がおかしなぬか喜びをしてしまっただけで…(笑)。

 この出来事以降、僕の部屋へ入ってくる度に「ゼロのカードちゃんと持ってる?」と確認してくる息子がまたかわいい。「持ってるでー」と僕がカードを見せると、「無くさんといてやー」と言ってそそくさと部屋を去っていきます。息子の中では、このカードが親子の絆を表すアイテムという認識なのでしょうか。

 最初のぬか喜びが大げさ過ぎただけで、僕は息子の優しさに確かに触れていたようです。

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