僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

第二期平成ライダーほぼ未見の僕がなぜ『仮面ライダードライブ』にハマったか

仮面ライダードライブ オリジナルサウンドトラック

 Amazonプライムビデオをダラダラ見ているうちに、気付いたら「それを見ていなきゃ生活できない!」ってくらいにハマってしまう作品と出会うこと、結構あるんです。

 で、今ハマっているのが『仮面ライダードライブ』。

 きっかけは『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』でした。この映画にゲストとして登場しているのが『ドライブ』の2号ライダー・仮面ライダーマッハ。単純にデザインがかっこいいと思ったのと、何年か前のアメトークの仮面ライダー芸人回で面白可笑しく紹介されていたのも記憶に残っていたので、せっかくだし見てみよう、と。そしたらマッハは思っていたより何倍もかっこいいし、『ドライブ』の世界そのものがとても魅力的で一気にのめり込みました。

 平成ライダーの中でも『W(ダブル)』以降の第二期と呼ばれるシリーズはほぼ未見の僕が、何故ここまでドライブにハマってしまったのか。今回はその辺りを書いていこうと思います。ひとっ走り、お付き合いくださいませ!

 

タルヒーローの系譜

 仮面ライダードライブ、この名前自体がまずツッコミどころ満載で。バイクに乗るから仮面“ライダー”なわけですけど、ドライブはトライドロンという車に乗ってやってくる、言わば仮面“ドライバー”。

 こういう、仮面ライダーが仮面ライダーであるための最低ラインをいとも簡単にぶっ壊してくるところ、本当に平成ライダーだなぁと思います。それでいて、単なるやりっ放しになっていないから余計に面白い。『ドライブ』では、ロイミュード(と呼ばれる共通の敵)の出現に主人公・泊進ノ介がトライドロンに乗って颯爽と駆けつけ、変身して戦うのが物語の基本パターン。この「颯爽と駆けつけ」の部分がポイントです。

 「車に乗るライダー」と聞いて僕も最初は面食らったんですけど、泊進ノ介が市民のピンチに颯爽と駆けつける姿は仮面ライダーの持つ本来の魅力にむしろ回帰しているように思えました。他のシリーズよりも、より乗り物の要素を強調させるための作劇になっていて、それがヒーロー番組として良い方向に作用しているな、と。なんというか、いい意味でもの凄く「ヒーローもの」っぽくて逆に新鮮。

 僕が思い出したのは、子供の頃見ていたメタルヒーローシリーズ。トライドロンは『ジャンパーソン』のダークジェイカー、謎の敵・チェイスの存在は『ビーファイター』のブラックビートを連想させます。全体的なデザインワークもライダーというよりメタルヒーローのラインに近いような気がしますね。

謎の新英雄!

謎の新英雄!

 
昆虫戦士だ!!

昆虫戦士だ!!

 

ている人がみんないい

 主演の竹内涼真さんは、今や押しも押されぬ人気俳優の一人。他にもヒロインの内田理央さんや敵幹部のメディックを演じる馬場ふみかさんなど、豪華なキャストが揃っているのも魅力です。

 『ドライブ』の世界自体が、ハードな物語の中に「いつでも誰でも軽口叩ける」空気が常に漂っていて、これが最高に面白い。ほんと、何分間かに一回は誰かが笑わせてくれるイメージです。おやっさん的ポジションに片岡鶴太郎さんがいるのも大きくて。演出側のギャグのセンスがキャストの魅力を見事に引き出していると思います。

 極めつけは、第12話から登場する仮面ライダーマッハこと詩島剛。

 僕もまだ第14話までしか見ていないので100%断言出来ないのですが、多分僕の『ドライブ』の推しはこの人になると思う。第11話のあとの予告で、「このライダー“ライダー”」なんてイカした紹介されたら注目せずにはいられない(笑)。演じる稲葉友さんの、ちょっと口角を上げて自信満々な感じの表情の作り方とか、憎たらしいほどに上手いなと思います。

 「レッツ、変身!」からの「追跡、撲滅、いずれも~マッハー」の決め台詞も、アホみたいだけどめちゃくちゃ真似したい。

追い故の悩み

 アバンタイトル無しでいきなり主題歌が流れるのも、「ドライブ」だけにスタートからアクセル全開な感じがして毎回見るたびにテンション上がります。そしてまたこの主題歌がひたすらかっこいい。これを運転のときにかけるだけで僕の軽自動車がトライドロンに変身する!(しない)

SURPRISE-DRIVE

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 第二期平成ライダーほぼ未見と言いましたが、昨年の『ビルド』と現在放送中の『ジオウ』、『オーズ』は完走しています。他の作品も全然知らないわけではなく、『フォーゼ』や『ウィザード』は当時ちょくちょく見ていました。

 それが『ドライブ』に関しては全く記憶に無くて。何故だろうと調べてみたら、放送されていた時期が息子の生まれた時期とちょうど重なっていたんですね。初めての子供でただただ忙しく、気持ちに全く余裕の無かった頃。そりゃ記憶に無いはずです。

 取りあえず、Amazonプライムで無料配信されているうちに全話完走したいとは思っているのですが、ここに来てまた別の問題が…。

 この魅力いっぱいの『ドライブ』の世界になるべく長く浸っていたい、今の「完走していない状態」をしっかり楽しみたい。そんな風に考えると、先を見たいけど見たくない…何だか自分でも変な心境に陥っています。後追いで、自分の好きなペースで見られるが故の悩みと言いますか。

 テレビシリーズとは別に、劇場版はもちろんVシネも沢山リリースされているようなので、これからまだたっぷり楽しめることは分かっているのですが、これは終わったときに絶対寂しくなると今から想像がつく。

 それほど、『ドライブ』は僕に新鮮な驚きと居心地のいい場所を提供してくれています。ひとっ走りと言わず、いくらでもこの世界にドライブし続けていたい。あ、「ベルトさん」(CV:クリス・ペプラー)の低音ボイスを真似するのも楽しいんですよ。嫁さんにはウザがられてますけど(笑)。