僕が僕であること(仮)

ジードとルーブが大好きな4歳の息子とのウルトラ備忘録です。

ウルトラマンオンリーだった息子が『仮面ライダーゼロワン』にハマる可能性

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 平成から令和へ―。『仮面ライダージオウ』から元号への並々ならぬこだわりを隠そうとしないライダーシリーズが送る新たなヒーロー、『仮面ライダーゼロワン』の放送がスタートしました。

 Twitterでは、『ジオウ』の最終回で平成を締めくくり、『ゼロワン』の第1話と共に令和の扉を開く…そんな、ライダーシリーズにある意味毒された熱狂的ファンの歓喜のツイートもいくつか見ることが出来ました。これほどまでに老若男女を本気にさせてしまう特撮ヒーローって、少なくとも今の日本には仮面ライダーしかいないような気がする(ウルトラマンも頑張ろう)。

 『ゼロワン』の第1話は、放送終了直後から「腹筋崩壊太郎」なる奇々怪々な単語を長時間に渡ってTwitterのトレンドに居座らせる強烈なインパクト。これ、スタッフの狙い通りだとしたら相当凄い。申し訳ないけど、僕は放送前に発表されたキャストを見たときに「今更なかやまきんに君?」と正直バカにしてました。背負い投げで豪快に一本取られたような気分です。

 

ようぜ、ゼロワン

 『ゼロワン』の放送開始当日。息子は9時になっても起きず、寝起きでぼーっとした顔つきのまま9時15分ごろから途中参戦でした。僕は『ウルトラマンタイガ』のときと同じくそこそこ張り切って見ていて。

 正直、前作の『ジオウ』に関しては息子のハマり具合がいまひとつだったんですよね。ジオウの変身ポーズはテレビの前でよく真似していたし例の劇場版も一緒に見に行ったりはしたのですが、本編は中盤辺りからストーリーについていけなくなっていたようです。横にいる僕がレジェンドライダーのことを彼に詳しく説明できなかったのも原因の一つかもしれませんね。「ごめんな、パパ知らんねん」って結構言った気がする。

 ウルトラ好きの僕の影響は当然大きく、息子の中の特撮ヒーロー円グラフは「ウルトラマン:90 リュウソウジャー:9 その他:1」くらいのパーセンテージ。それでも特に問題ないんですけど、まあせっかく始まったんだから試しに見てみようよと、『ゼロワン』に関しては僕から息子へ割と積極的に勧めているところです。

わずこぼれた一言

 初の令和ライダーをワクワクしながら見ている僕の横で、寝ぼけ眼のままテレビ画面を眺めていた息子。しかしそんな息子がふっと顔を上げて一言「かっこいい…」とこぼしたシーンがありました。おっ、いよいよ食いついてきたか。

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 そのシーンとは、VR映像とCGの組み合わせで縦横無尽に動き回るゼロワンのアクションシーン。番組的にも一番の見せ場として用意されていた感があり、パイロット版らしい豪華な画作りは平成ライダーから受け継がれてきた伝統的な様式美とも言えます。

 調べてみたら、杉原輝昭監督は『ルパパト』をメインで撮っていた人なんですね。『ルパパト』のアクションもこれまでの戦隊シリーズでは見られなかった全方位のアングルが特徴でしたが、今回の『ゼロワン』はそこにCGを組み合わせて更にアップデートさせたような印象。少なくとも、半分寝ぼけながら見ていた息子の目をパチッと開かせるには十分過ぎる迫力でした。

 あの心の奥底から思わずこぼれ出た息子の「かっこいい…」は、作品を撮った側も一番欲しいリアクションなのではという気がしましたよ。録画もいつも以上に繰り返して見ています。

和になっても変わらないもの

 こうして一つのカットから番組にハマっていくパターンを作れるのは、特撮ならではの強みかもしれません。僕も子供の頃に見て衝撃を受けた平成ガメラシリーズのミニチュア特撮とか未だに忘れられないし。

 親子で『タイガ』にドハマりしている手前、そうホイホイおもちゃも買い与えられないけど、息子にとっての本格的な“初ライダー”が令和ライダー1号の『ゼロワン』になったら嬉しい。

 主人公のアルトが売れないお笑い芸人で、ヒーローとして戦い人の笑顔を守ることを「こういう笑いのとり方も…」と気付くところなんか、押し付けがましい感じがなくて凄くいいと思いました。結構正統派なヒーローになる予感。腹筋崩壊太郎だって、まさかこんな奴(と言っては失礼ですが)に感情移入させられるなんて思わないじゃないですか。こうしてライダーから意外性とか驚きをどんどんもらえる感じ、令和になっても変わらず味わえるんだなあ、と。

 『ゼロワン』を見てから息子と行ったスーパーで、早速「仮面ライダーゼロワンチョコ」を購入。これから一年間、このお菓子を何度ねだられることになるのか。いつもならゲンナリしてしまうところだけど、ゼロワンチョコに関しては「もっと買ってもいいよ」と微妙に大きく出られる自分がいます。