僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

~息子の成長はウルトラマンたちと共に~我が家の歴代ウルトラショットを振り返ってみる

f:id:ryo_nf3000:20210821152523j:plain

 あべのハルカスで開催中の「ウルトラマンワールドM78 POPーUP STORE」に息子を連れて行って来ました。

 今回の目的は、最新ヒーローのウルトラマントリガー・マルチタイプが毎日登場する写真撮影会「ウルトラショット」。ショップへ行くだけなら僕らの住んでいる地域からだと、阿倍野よりも大阪・梅田へ行くほうが圧倒的に近いのですが、生のトリガーに会える貴重な機会ということで少し足を延ばしてきたというわけです。

 朝の7時半。仕事がある嫁さんよりも早く2人で起床。出発予定は9時半。『トリガー』第5話の放送が始まる9時までに、お出かけの準備を済ましておきます。止まらないワクワク。

 2週続けて頑張ってくれたデバンくんには悪いのだけど、毎週楽しみにしている番組が総集編じゃないってだけでこんなに晴れやかな気持ちになれるものなんですねえ(笑)。怪獣大好きの息子は、先週の予告編で見た新怪獣・デスドラゴの登場を待ちわびていました。

 この4年間ほどで、息子とウルトラマンのツーショット写真は数えきれないほど撮らせてもらいました。なんかね、改めてその歴代の写真を並べてみると、しみじみ思ってしまうのです。「息子よ、大きくなったねぇ」と。

 

 

 

 

ルトラマンがしゃがんでくれていた頃

f:id:ryo_nf3000:20210821161159j:plain

 息子が最初にウルトラマンと写真を撮ったのは、確か高島屋で開催されたウルトラセブン展だったと思います。

 一緒に『ジード』を見始めて、ちょうど第3話でウルトラマンゼロが登場した頃だったでしょうか。イベント会場に颯爽と現れたゼロに一瞬不思議な表情を見せた後、興奮が収まらなくなってジタバタしていた当時3歳の息子の様子はよく覚えています。ただツーショット写真となると、あのウルトラマンが目の前にいることを脳が理解しきれなかったのか、まだガチガチに緊張していたなあ。

 右のビクトリーとの写真はひらパーのウルトラマンフェスティバル。この頃の息子はまだ背が小さくて、握手をする時もウルトラマンがしゃがんでくれていました。

f:id:ryo_nf3000:20210821162812j:plain

 こちらはスバリ『R/B』が放送されていた頃の写真。息子4歳です。

 この頃になってくるとウルトラマンとの記念撮影にも段々慣れてきて、ポーズを取ったり変身アイテムを持って来たり、本人もノリノリで参加しているのが分かりますね。2枚とも梅田のウルトラマンショップで開催されていた写真撮影イベントで、整理券をもらうためにちょっと無理して3000円分のお買い物をしたほろ苦い記憶も、親の僕には微かではありますが残っています(笑)。

好きなゼロと

f:id:ryo_nf3000:20210821164548j:plain

 息子5歳。手足がしっかりしてきて、少しずつ「赤ちゃん感」が抜けてきました。この頃の息子はゼロが好きでたまらなくて、とにかくゼロが登場する近場のイベントにはなるべく行くぞ、みたいな感じでしたね。

 「今度ゼロと写真撮れるで~」と僕が言うと、イベントの前日まで家でどんなポーズを取ろうかとひたすら練習を繰り返す当時の息子の様子は、それだけを切り取っても立派なドキュメンタリーとして成立しそうなほどでした。

www.bokuboku12.net

 僕も実は『ジード』を見てからずっとゼロ推しで、ゼロとのツーショットを極めていく息子を羨ましく思う余りこんな記事書いてますね…お恥ずかしい。

 息子はウルトラマンとの記念撮影を沢山経験しているからか、例えば保育園の卒園アルバムの写真を見ても周りの友達はあちこち向いている中で彼一人だけぐんっとカメラ目線のやつがあったり、ポーズも過剰にキレッキレだったりして、「やっぱり場数を踏んでいる人間は違うなあw」と嫁さんと見返す時の笑いのネタになっています。いやぁ、ウルトラマンには改めて感謝しなければいけません。

「こんなに大きくなって…!」

 こうして昔の写真を一通り振り返ってみた後に、まさに今日撮ったばかりのウルトラショットを見ると、もう別人みたいにしっかりしてきているんですよ息子が。

f:id:ryo_nf3000:20210821174739j:plain

 ウルトラマンと並んだときの彼の雰囲気が、昔と今とで全然違うんですよね。

 単純に背が伸びて、頭の位置がトリガーの胸のプロテクター辺りにまでかかってきていることに感動してしまいます。実際に伸びているのは3cmとかでも、親の目線だと「こんなに大きくなって…!」となる。

 姿勢も違いますね。同じポーズを取るにしてもよりシャキッと背筋が伸びて(空手を習っている影響かもしれません)、彼の内からみなぎる自信が伝わってくる。顔を隠さざるを得ないのが残念ではあるのですが、表情も男らしく変わってきました。ロッソやブル、ルーブと撮っていた頃の無邪気なニコニコ笑顔も可愛かったけど、トリガーとの写真で見せる凛々しさには息子の内面的な成長を感じずにはいられません。かっこいいぜ小学1年生。

 

 …と言いつつも、まだまだ子供らしい「可愛げ」が残っているところもあって。

 写真撮影が終わって、司会の方に「じゃあトリガーにバイバイしようかー」と言われた後、パッと後ろのウルトラマンの方に向き直した息子の手の振り方。ちょっと照れくさそうにパパッと手を出して引っ込める癖は3歳の頃から全然変わってない(笑)。

 僕のところへ戻ってくるときの、充実感やら満足感やらでいっぱいになっているあの何とも言えない幸せそうな表情も一緒です。あれ見るとね、何でも許せちゃいそうな気がするんです。あの瞬間に「これ買って」って言われたらどんなに高額な玩具も買い与えてしまいそう。

 ちなみに歴代のウルトラショットは、毎度必ず保存用に購入していて専用ファイルにまとめています。そのファイルが完成したら、何十年後かの僕にとって一生の宝物になるのでしょうね。絶対なるなあ。