僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

「ウルトラマンの日」にウルトラマンへの感謝をつづる。

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 円谷プロの公式Twitterによると、7月10日はウルトラマンがテレビに初めて登場した記念日。「ウルトラマンの日」として日本記念日協会に登録されているそうです。

 

 ウルトラマンの第1話『ウルトラ作戦第一号』が放送された7月17日より一週間前。

 杉並公会堂で行われた「ウルトラマン前夜祭」の公開録画中継が、記念すべき人類とウルトラマンのファースト・コンタクトだったというわけですね。

 当時の映像は今でも色々な媒体で見ることが出来ますが、モノクロの画面に映るウルトラマンや科特隊のメンバーを見て、僕はこれが本編と同じ時代の映像なのかと思わず疑ってしまいましたよ。

 怪獣は『ウルトラQ』がありましたけど、ウルトラマンを白黒で見る機会って意外と無くて。ここに、カラーテレビの普及とウルトラマンのカラーリングの関連性も垣間見ることができます。

 今回は7月10日「ウルトラマンの日」に、我が家とウルトラマンのつながりについて書いてみます。

 先週から始まった『ウルトラマンタイガ』の録画を毎日のようにリピートする息子。車で外出する際には必ずウルトラマンゼロのサントラを割と大きめの音量でかけている僕。我が家にとっては既に、毎日が「ウルトラマンの日」と化しているのですが。

 

 

 

 

父さんもウルトラ世代

 「お父さん」というのは僕の父親の話。

 1960年生まれで、5歳のときに『ウルトラQ』、6歳で『ウルトラマン』、小学生になってから『ウルトラセブン』を全てリアルタイムで体験してきた人類初のウルトラ・ジェネレーションのひとりです。

 本人もそのことに多少なりともプライドを持っているようで、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の間に放送されていた東映制作の『キャプテンウルトラ』にも相当ハマった思い出や、家のテレビがまだ白黒だったからウルトラマンのカラータイマーの点滅を判別出来なかった話、ウルトラホークのプラモデルを買ってもらえず木材を彫刻刀で削って自分で作ったとか、その辺りの昔話(武勇伝)はもう何度も聞かされました。

 僕の息子(つまり父にとっての孫)のウルトラマンへのハマりっぷりに影響されたのか、ここ何年かで父親のウルトラ熱も再燃。

 最新作も一応チェックしていて、最近では会うたびにガチャガチャのアルティメットルミナスを調達してきてくれます。僕たちが親子三世代でウルトラマンを楽しむのに合わせてタロウの息子・タイガが登場し、ウルトラの父がめでたくおじいちゃんになったのも何か運命的なものを感じますね。

 僕の父親も、これからは「ウルトラの祖父」というわけです(ってことは僕はタロウか 笑)。

常にウルトラを

 今日が「ウルトラマンの日」であることを意識してみると、僕の日常生活はいつの間にかウルトラで溢れ返っていたことを実感させられます。パッと集めてみただけでもこんなに!

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 ハンカチタオル、メガネケース、ペンケース、名刺入れ、手袋、ケーブルバイト……普通に生活していてウルトラに触れないことのほうが難しいくらいですね。

 科特隊やウルトラ警備隊のエンブレムは、50年も前にデザインされたものを何のアレンジもせずにそのままあしらってこのカッコ良さ。さり気なく、自分も防衛チームの一員になれたみたいで持ち歩くだけでも気分が凄く上がるんです。ウルトラマン好きの人が見たら「おっ」と反応してしまうアイテム。そこから思わぬ人との会話が生まれたりするのが楽しい。

 

 えーっと、ちなみになんですが、僕にとって7月10日は「ウルトラマンの日」であると同時に結婚記念日だったりもします。

 「ウルトラマンの日」の存在自体は結婚してから知ったので、全くの偶然なんですけど。最初は「納豆の日」で覚えてました。

 これから結婚を考えている、特に男性の諸君。悪いことは言いません。結婚記念日は極力覚えやすい日にしましょう。

 僕は結婚記念日が、大好きなウルトラマンに関連する日だったおかげで、日が替わった頃にTwitterのタイムラインを見て今日が自分の結婚記念日であることを思い出す……を繰り返し、5年に渡って嫁さんの地雷を踏まずに済んでいるのです。

 ウルトラマンは地球の平和のみならず、時には家庭の平和も守ってくれる。ああ、なんと偉大なウルトラマン。間違っても足を向けて寝られません。あなたは僕にとって、これからも永遠のヒーローです。