僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

ひとりでウルフェスを満喫してきた父。その時、息子は――

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 東京は池袋サンシャインシティにて絶賛開催中の『ウルトラマンフェスティバル2019』。

 

 毎年行きたい行きたいと思いつつ、「ま、冬にはひらパーでやってくれるだろうから」となかなか大阪から東京まで足が向くことが無かったのですが、ちょうど仕事の関係で東京へ向かうことになり……。

 

 その足で行ってきました池袋ウルフェス!

 

ulfes.com

 今年は、主役のタイガがウルトラマンタロウの息子ということもあって「親子でウルフェス!」のキャッチコピーが例年以上にまぶしく見えました。

 毎度毎度言ってるような気がしますが、僕が子供の頃はウルトラ兄弟の末っ子で、甘えん坊キャラが身の上だったあのタロウが父親にねぇ……。なんかこう、M78星雲の親戚のおじさんにでもなったような気分でついしみじみしてしまいます。

 当日は第1部の最終日ということもあり、夏休みを満喫する親子連れ(と、大きなお友達)でかなり賑わっていました。会場に到着した時間の関係でライブステージを見ることが出来なかったのは残念でしたが、展示物だけでも見応え十分で。

 今回は、Twitterでつぶやいたレポートと共に、公式がわざわざ「親子で」と言うておるのにひとりで勝手にウルフェスへ参戦したオタクな父を、同じくウルトラ好きの我が息子はどう見たか。その辺りを書き残しておきます。

 

 

 

 

ンバランスゾーンが目の前に

 ウルフェスの大きな目玉の一つ、ウルトラマンと怪獣たちの戦う場面を再現したバトルジオラマ。

 昨年のひらパーで見たのも凄かったけど、今年のジオラマもかなりの出来映えでした。

 ミニチュアの作り込み具合がなんかもう……リアル過ぎてまるで自分が巨人になったんじゃないかと勘違いしそうな。

 電車が線路からギリギリ落ちるか落ちないかみたいなスリルもあって、臨場感ハンパなかったです。現代のSNSの定着ぶりと、このミニチュアを楽しむ文化はかなり親和性が高いと思いましたね。

www.bokuboku12.net

 こちらは昨年のひらパーウルフェスのレポートです。よろしければ。

 歴代ウルトラマンの変身アイテム、特に実際に撮影で使用されたプロップの展示にもワクワクさせられました。

 中でも傷だらけになっていたスパークレンスは、平成最初のウルトラマンであるティガと平成ウルトラマンの23年に渡る歴史までが刻まれているようで、つい見惚れてしまいました。すみません、ちゃんと写真も撮ったんですけど、ガラスに思いっきり僕が映っちゃってて。

「好」きを共有できる空間は素晴らしい

 こうしてウルトラマン関連のイベントに何度も通っていると、スーツや着ぐるみ特有のあの匂いが段々愛おしくなってくるのは僕だけでしょうか。

 展示物そのものの楽しさはもちろん、周りにいる人たちもみんなウルトラマンが好きでここに来ている。その空間にいられる幸福感は、ウルフェスのようなイベントならではの感情ですね。

 顔も名前も知らないけど、身に着けているグッズや、展示をどんな風に見ているかでその人の趣向がなんとなく分かって一人で勝手に「うんうん」と頷いたり。好きなものを自然と共有出来る空間って素晴らしいです。

 僕が会場へ到着したときに、ちょうどストロングタイプの赤いダイナがパトロールをしていました。ダイナというだけでも嬉しいのに、ストロングタイプとはこれいかに。

 ウルフェス恒例のウルトラショットコーナーには我が推しのゼロ様が来てくれていて。

 係の方に「あのー、僕写りたくないんですけどいけます?」と尋ねると、「はい、ご購入前提になりますが(ニッコリ)」とのことだったので言われるがまま(笑)。

 ちなみにこのときのゼロ様、僕がかけていたウルトラセブンモデルの赤い眼鏡にもすぐに気づいて、控え目にアイスラッガーのジェスチャーまで披露してくれました。なんてサービスの行き届いたウルトラマンなんだ。

しさと切なさと…

 このウルフェスに息子を連れていってあげられなかったのが、もうひたすら「すまん!」と謝りたい気持ちで。

 散々楽しんでおいてエエカッコすなと怒られそうですが。

 最初は内緒にしておこうかと思ったんですけどね。子供に嘘は良くないなとさすがに思い直して。

 「ごめん、パパひとりでウルトラマンフェスティバル行ってきてもうたわー」と決死の告白。もう息子が泣こうがわめこうが、怒って暴れようが僕の責任!

 僕の告白を聞いた息子は一瞬考えこんだ後、こう答えました。

 

「パパはなー、ひとりでウルトラマンフェスティバル行ったけど、今度は一緒にふたりで行くねん。タイガとゼロに会いに行こうなー」

 

……えっ、なにこの愛しく切なく心強い、100点満点の答えは。

 前までだったら、こういうシチュエーションだとプンスカ怒ってその後めちゃくちゃに泣くのが息子のパターンだったのに!

 成長してるなあ。どこでこんなに優しくなることを覚えたんだろう。子供は親の知らない間にどんどん大きくなっていく。僕、なんっにも言い返せなかったですもんね。

 もちろんひとりでオタ活するのはそれはそれで楽しいし、僕の生き甲斐の一つでもあるんですけど。取りあえずこの夏のうちに、息子をウルフェスへ連れていってあげたいなあ。