僕が僕であること(仮)

ジードとルーブが大好きな4歳の息子とのウルトラ備忘録です。

今日の帰り道を、ただ書いてみる。

 共働きの我が家には子供のお世話に関するルールがいくつかあり、そのひとつが「どちらかが休みの日は、休みの方が息子の保育園のお迎えに行く」というもの。まあルールというほど大袈裟なものではなく、2人とも働いているわけですから当然のことなのですが。仕事柄、休みの日が合わないことも多いので臨機応変に役割を分担しようというわけです。

 今日は月曜日ですが運良く有給を頂けたので、息子のお迎えは僕の役割。保育園は自宅から歩いて10分くらいのところにあります。迎えに行けるようになるのが夕方の4時。ただ行くのが早過ぎると、息子が友達と遊んでいる真っ最中にお邪魔してしまうことに最近気づいたので、少しタイミングを見計らってだいたい夕方の5時くらいに迎えに行くようにしています。

 Tシャツ短パン、考えられる中で最もラフな格好で外に出る。今年は猛烈な暑さが続きましたが、最近ようやく夕方は涼しくなってきました。普段は車で通勤しているので、こうして息子を迎えに行く時くらいしかちゃんと歩くことなんてないよなと気付く。僕も今年で30歳。ちゃんと意識して運動しないとどんどん体が重たくなっていくなぁ。…なんて、おやじ臭いことをぼんやりと考えならスタスタ歩きで保育園へ。

 

ウルトラ5つの誓い

 保育園への途中、車がよく通る信号のない交差点があります。ここでいつも、「息子を連れて帰るときは気をつけなきゃ」とちょっと背筋が伸びます。

「一つ、道を歩く時には車に気をつけること!」

 中学生の頃、特撮オタクになりたてだった頃は全力でバカにしていた「ウルトラ5つの誓い」も、親になった今聞くとなかなかに考えさせられます。そう、道を歩く時には車に気をつけなきゃいけないのです。

感動の再会

 保育園に着くと、門の前で先生が待っており「お帰りなさーい」と声をかけてくれます。僕はいつも「あ、どうもー」とコミュ障らしく他愛もない返事をしてしまうのですが、心の中ではクレナイガイばりに「いつもお疲れさんです!」と感謝の気持ち。だいたい女性の先生ですが、たまに男性(おそらく同世代)のときもあり、そのときは同性として、また同世代の男としてお互い頑張りましょうの意味を込めて心の中の「お疲れさんです!」の音量がちょっと大きくなります(笑)。

 息子のクラスの部屋に近づくと、察しのいい子が必ず「◯◯くんのパパ―!」と言って走って僕を迎えに来てくれます。これが結構嬉しい。ほとんどの子のお迎えがママでしょうから、誰かのパパがやって来ること自体珍しいという感じ。中には「見て―これ見て―!」と自分がブロックでつくった作品を見せてくれる子もいたりして、一瞬だけど保育園の人気の先生になったような気分。

 すると、一番聞き覚えのある声が…

「パパぁー!!!」

 何故か他の子たちよりもちょっと遅れて駆けてくるのがうちの息子です(笑)。おぉ息子よ、今日も元気でやってたか。そう聞かずとも、スーパー元気だったことが一目で分かる満面の笑顔。無意識のうちに両手を広げてる僕も相当な親バカ。感動の再会を果たしたあと、息子はお友達の手をパチパチと叩きながら人生で一番爽やかな「ばいばーい!」で保育園での一日を終えたのでした。

家に帰ったら何する?

 帰り道。息子とは必ず手をつなぎます。保育園の外は危険がいっぱい。親になってみて、子供と一緒に歩くことで初めて気づく。学生の頃はもとより自分が子供の頃にも考えてすらいなかったことです。

 いつも面白いなと思うのは、息子は保育園を出ると、それまでのスーパー元気でフルパワーなテンションから少しおとなしくなること。子供なりに外行きの自分を作ってたりするのかな、ひょっとして悩みでも…?余計な心配が僕の頭の中を駆け巡ります。たまらず「今日は保育園で何して遊んだん?」と質問。次迎えに行くときは僕からは話しかけないでみよう。

 家に帰るまで黙っているのは嫌なので、思いついた質問を息子に投げかけます。大抵は、保育園で何をしたか、仲良しのお友達はだれかといった感じですが、今日は僕が昼間に仮面ライダーを見ていたので「ウルトラマン仮面ライダー、どっちが好き?」という究極の選択を。息子にしてみればなんやその質問はと思ったかもしれません(笑)。息子は「ウルトラマン!昨日コスモス見たからコスモスが好き!」と答えました。

 最近は家までの道も覚えてきた息子。家が近づくにつれて歩くスピードが速まります。あ、さっきの交差点。息子の手を握る力がちょっとだけ強くなります。「ここはブーブー通るからな。気を付けてゆっくり歩くんやで」反射的に口をつく注意喚起の台詞。何事もなく無事に交差点を通過し、一つ宿題を終えた気分に。

 さあ、もうすぐお家だ。「帰ったらウルトラマン見よー!」さっきまでおとなしめだった息子のテンションが徐々に上がり始めました。

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 定期的にハマるウルトラマンが変わる息子。今日はコスモスが見たくて見たくてしょうがない!甲高い「コスモ―ス!」の叫び声がご近所中をこだまする!走り出した息子の背中を追いかけながら、一日の終わりにささやかな幸せを噛みしめる父親なのでした。

 

 特に何事もないいつもの息子との帰り道を、ただ書いてみました。偶然いい写真が撮れたので、たまにはこんな記事も悪くはないかなと。ただ、一日の終わりに幸せを噛みしめたあと、ウルトラマンコスモスの無限ループというちょっとした苦難が待ち構えていることを、この時の僕は薄々感じていたこともここに記しておきます(笑)。