僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

~週に1度のゴールデンタイム~親子で楽しむポケモンの話

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 ポケットモンスター、略して「ポケモン」。

 …の、アニメ放送が、現在の日曜日夕方6時から金曜日の夜6時55分へ枠移動するそうで。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 我が家で今、一番ポケモンにハマっているのが息子です。

 約20年前、今は亡きゲームボーイカラーでプレイしたポケモン銀でゲーム人生を終えてしまった僕には、息子が毎日のようにプレイしているスイッチ?の今のポケモンが、何かもうポケモンではない別の何かに見えて仕方がありません。でも、それは確かにあの頃と地続きの「ポケモン」なのだそうです。

 ポケモンのアニメ。日曜日の夕方にリアルタイムで視聴したことはほとんど無くて、息子にせがまれた時に取りあえず録画を流している…という感じでしょうか。正直、僕はストーリーとか全然追えてないです。

 わざわざ背筋伸ばして、真剣に何かを見ようとは思えない時間帯なんですよね日曜の夕方6時って。「明日から仕事かあ」と憂鬱になる時間帯に主人公サトシのあの天真爛漫さを見ると、擦れた大人は余計に疲れてしまうというか(笑)。

 

 

 

 

曜夜はポケモン!

 だから今回のこの枠移動、僕にとっては息子と一緒に『今のポケモン』にハマる大チャンスなのでは?と感じています。

 あまり昔の話ばかりしたくはないのですが、やっぱり僕が小学生の頃くらいまでは「月曜日はコナン、火曜日はるろ剣、水曜日はドラゴンボール…」みたいな感じで、毎日ゴールデンタイムに楽しみなアニメが放送されていて子供心に凄く楽しかったですよ。父親が仕事から帰ってくる少し前、母親と妹3人でテレビを見ながら食べるいつもの晩ご飯が美味しかった。

 最近では、7時台アニメ最後の砦だった金曜日の『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』までいつの間にか土曜日の夕方に移動してしまい、今ではもう全くと言っていいほど見なくなりましたもんね。やっぱり大事です放送時間。

 ゴールデンタイムに家族みんなでご飯を食べながらアニメを見る。ポケモン枠移動の一報を聞いて、僕が子供の頃には当たり前にあった風景が、いよいよ我が家にも戻って来るんじゃないかと今からワクワクしているところなんです。

 金曜日の夜なら、僕はともかくとして嫁さんと息子はほぼ必ずと言っていいほど家にいて、大抵の場合晩ご飯を食べている。その間につけるテレビはおそらくポケモンで決まりでしょう。

 で、僕が仕事から帰ってきたら、息子はさっき見たばかりのポケモンのあらすじと盛り上がったポイントをそれはそれは詳しく説明してくれる。息子のニコニコ笑顔につられて僕も録画を一緒に見る、ハマる…ね、もうここまで予測出来てしまいます(笑)。

 それにほら、週末を迎える前の夜って、いつもよりちょっとだけ心に余裕がある気がしませんか?ポケモンの知識に関してはすっかり埃の被った「赤・緑~金・銀世代」の僕が、今のところ全く理解出来ていない「今のポケモン」を迎え入れるには最適な時間帯だと思うのです。

の好きなポケモン

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 ちなみに僕の中でポケモンと言えば、一番は「ポケモンカードゲーム」の思い出が強いです。

 ポケモンカードのイラストがたまらなく好きで、新しいカードが登場するたびに今度はどんなイラストが見られるだろうとワクワクしていた記憶があります。

  もうね、今じゃ考えられないくらい、その当時親から貰っていたお小遣いやらお年玉やらのほとんどをポケモンカードに費やしている時期がありました。合計でいくら使ったかなんて怖くて計算出来ないくらい。

 当時のゲームボーイのグラフィックはドット絵で、今のスイッチみたいに綺麗ではなかったので、カードに描かれている美しいイラストはポケモンの世界観をより深く楽しむためのピースの一つとして欠かせませんでした。

 僕の推しポケモンは初代・御三家の水タイプ、ゼニガメ。最初期のゼニガメのカードは別にレアでも何でもないのに、他のカードとは別に大切に保管してあります。この今にもカードの枠から飛び出してきそうな、生き生きとしたゼニガメたまらん…

www.pokemon-card.com

 ポケモンカードゲームはデザインの変更やルールの追加を繰り返しながら、今も多くのファンにプレイされ続けています。僕も今のうちにルールを覚えなおして、息子がもう少し大きくなったら大阪のポケモンセンターにあるポケカスペースで一緒に遊びたいなあ。

役は自分自身

 「パパも子供の頃、ポケモン大好きやったでぇ」僕がぼそっとつぶやいた一言に息子は、

「えー!パパが子供の頃にもポケモンあったん?!」

と言って、目を真ん丸にしながらこちらが後ずさりしてしまいそうな勢いで迫ってきます。ザマゼンタだ、ザシアンだ、と僕の知らない新しいポケモンのことを色々と教えてくれる息子に、今後は僕が、ゼニガメやカメックスの話をしたりして。お互いに「へぇ~」を繰り返している時間がまた楽しいんです。

 調べてみると、最新のシリーズも合わせるとポケモンの総数は1000匹近くになっているとか。息子の知らないポケモン、僕の知らないポケモン、2人共知らないポケモン…それぞれまだかなりの数がいることでしょうね。

 金曜日のよる7時。家族揃って一緒に見やすい時間帯に、アニメを通じてポケモンのことを覚えたり教え合ったりする。そんな親子のコミュニケーションがとれたらいいなと思っています。

 アニメの主人公はサトシなんですけど、テレビ画面に映るポケモンを見て驚いたり不思議がっている間の主役って間違いなく自分自身なんですよね。もうずっと、ピカチュウを肩に乗せながら「♪マサラタウンにさよならバイバイ」みたいな心境。

 「ゴールデンタイムに家族でアニメを見る」という懐かしい習慣も含めて、週に一度、僕も小学生の頃の気持ちに戻ってみたいと思います。ポケモン、ゲットだぜ!