
7月10日、ウルトラマンの日。ウルトラマンカードゲーム(以下UCG)の最新弾「絆、重なる時」が発売されました。
新しい環境になりワクワク!
……は、もちろんしているのですが、昨年の12月に娘が生まれたこともありなかなか以前のように公式大会に親子で顔を出せる機会も少なくなってきました。
しかしながらカードプールが増えてますます面白くなるUCG。息子(小6)との家庭内バトルは引き続き白熱している上に、僕が1弾環境の頃からずっと使い続けているスーパーティガブレーザーにも最新弾より新たな強化カードが加わり、現在あーでもないこーでもないと構築のブラッシュアップを進めておるところです。
そこで、大会に参加できない分「スーパーティガブレーザー、僕はこういう配分でデッキを組んでみましたがいかがでしょう?」と、思考の整理と情報共有も兼ねてこのブログを通じて出来る限り詳細に言語化してみることにしました。
対面ごとの有利不利、プレイングにおける心構えなどは対戦機会の減少につき思い浮かばないこと多数なので他の真にお強いプレイヤーの方々にお任せするとして、今回は「構築」という一点に絞ってお話をしていこうと思います。疑問、反論、賛同、ご意見なんでも大歓迎です。ウルトラリーガーのみなさまの研究の一助になれば。では、よろしくお願いします。
ティガ/9-14-12-4(レベル1〜4)
息子と研究を重ね「一旦これで」となった構築
シングル価格の高騰ぶりが話題
・ティガ/レベル4 グリッターティガ(4枚)
新しいスーパーティガブレーザーをつくるにあたって、レベル4を3枚採用にするのか4枚採用にするのかは最初に一番迷った部分です。ちなみに7弾までの環境では3枚を基本線にしていました。理由は大きく分けて3つです。
・「シングルでセットできないカード」がシーンと合わせて8枚になることへの懸念(単純になにもできずにゲームに負けるリスクが増える)。
・ブレーザーのレベル3もシングルでほぼ仕事をしないことから序盤にこれらのカードが手札でダブくことを極力避けたい。
・レベル2~4のトリプルよりもレベル1~3のトリプルのほうが強い盤面を作りやすい。
しかしながら、グリッター3枚のデッキで息子(小6)の新しいロッソブルと対戦してみると、SKaRDを貼れているにも関わらず最新ラウンドの18000もしくは17000が超えられて3~4ラウンドで簡単に負けてしまうことが多くありました(10連敗くらいしちゃってちゃぶ台ひっくり返しそうになりました)。カードプールが広くなるにつれ、ロッソブルに限らず最新ラウンドに18000以上の高い打点を発揮したり、相手のグレードを操作することで勝利できる手段は格段に増えました。よって「ゼペリオンのトリプルを立てておけばひとまず安心」というケースが減少していることから、
・SKaRD込みで最新ラウンドに20000の打点を出せる
・登場時効果で手札を増やせる
・登場時グレードアップが終わった後のパワータイプを再び17000にできる
・グレード操作でトリプルでも20000の打点を出せる可能性がある
以上のメリットがあるグリッターティガはゲーム中に必ず使いたいので最大枚数採用すべきという結論です。
暇なときに回したSKaRDから登場してうっかり手札を増やす動きも強いですし、後述する新規RRRのスカイタイプと合わせて次のラウンドの準備をすることも可能。レベル4持ちのキャラが増えたことによるゲームのインフレ化を考えると、シングルでセットできない/手札にダブると面倒といったデメリットよりもメリットのほうが上回っているという判断ですね。
・ティガ/レベル3 ゼペリオン光線(4枚)
デッキの核となる説明不要の超強力カード。かれこれ2年のお付き合いになります。これからもよろしゅう。
イラスト大好きです
・ティガ/レベル3 パワータイプ(4枚)
こちらもデッキの核となるカード。単体(ダウン先は必要ですが)で17000の打点が出せるこのカードのおかげで4ラウンド目以降ゼペリオンやSKaRDに頼らなくても先手を維持することが可能になりました。8段環境でも引き続き強いカードかと思います。レベル1が引けていないときでもダブルのゼペリオンを18000まで上げることができたり、トリプルのグリッターを20000まで引き上げて勝ち切る、ダブルのレベル2を14000まで引き上げて次のターンに繋げる、トリプルで自身のグレードを上げダウン効果を阻止する等々、場面によって色々な役割が期待できる器用さと単体のカードパワーを評価し4枚採用。グリッター登場に備えて序盤に1枚は捨て札に落とすことも頭に入れておくと後半強い盤面が作れます。
・ティガ/レベル3 マルチタイプ(2枚)
7弾環境の最終盤は1枚採用でしたが、グリッターティガを4枚にしたことと周囲にグレード操作できるキャラが増えたことからグリッター、ゼペリオン以外にも負けないラウンドを作りたい場面が多かったため2枚に増やしました。ティガもブレーザーも足回りが充実しており、SKaRDやグリッターを絡めると4ラウンド以降も手札が1~2枚残っていることが多いためこちらの起動効果でゲームが決まることも少なくありません。シングル9000も未だに強い。
・ティガ/レベル3 デラシウム光流(2枚)
登場時基本キャラに+1000の効果を持つレベル2を配分の関係で不採用としたため、他のラウンドのBPを細かく操作できる唯一の1枚に。グリッターまでのつなぎも良し、最新ラウンドで自身が勝ちながら他のラウンドに関与し勝負を決めるも良しのありがたすぎるカードです。ちなみにこの子はまだUCGがリリースされる前のうめサマ体験会からお世話になっており……いつまで強いねん君。
UCGでたまにある「こんなシーンありましたっけ?」枠
・ティガ/レベル2 スカイタイプ(起動)(4枚)
話題の新規RRR。お昼のカード紹介で公開されたときから「絶対4枚採用!」と心の中で決めていた1枚です。グリッターを4枚にできたのも、レベル1を計10枚から9枚に減らせたのも全てこの新規RRRのおかげと言っても過言ではないです。手札を直接増やすことはできませんが、デッキトップ3枚から次のドローを決めつつ捨て札も肥やせるというのはあまりにも偉い。ティガブレーザーとの親和性があり過ぎです。手札と相談しながら次のラウンドの準備をしたり、シングルでも効果が発揮できることからレベル1~レベル3のいずれかが引けない事故を回避することもでき、デッキの安定感が底上げされました。SKaRDとの相性も抜群で、例えばSKaRD起動時によくある「○○のティガがめくれたら勝ち」という状況で都合デッキトップを8枚確認することができます。強いって。
他のレベル2と違い起動効果なので、このカードが表向きに場に出ていれば毎ターン効果を使うことができることから、次のターンにどのティガをレベル3まで引き上げるかを考えながらセットするのがポイント。息子と家でちょっと対戦しただけでも、このカードのおかげで勝てたという試合が山盛りでした。
イラスト大好きです Part2
・ティガ/レベル2 スカイタイプ(マッスルドロー)(4枚)
レベル2に優秀なカードが揃い過ぎているティガですが、故に枚数配分においてはプレイヤーの個性が出るところかなと思います。僕の中で、8弾環境のティガブレーザーであれば
新規RRR⇒マッスルドロー⇒ライトナックル⇒シーンサーチ
の順で優先していくのが最も合理的ではないかと考えました。
マッスルドローが新規RRRに続いて優先度が高い理由は、このデッキにおける「ブレーザーを引き込む手段」を減らしたくないという意図からです。SKaRDの起動に必要な「ブレーザー」と書かれているカードがこのデッキには7枚しか入っていません。確率的に「SKaRDは貼れているが盤面にティガしかいないため起動効果が発揮できない」ということは往々にして起こり得る配分ですし、そこがこのデッキの一つの弱みでもあります。マリガン基準において「ブレーザーが初手にあること」は一つの重要なファクトにはなるものの、それ以上に「ティガで強い盤面が作れそうか」のほうが優先度的には高いところにあります。となると、このマッスルドローが引けていないと序盤のドロソか素引きでブレーザーを引き込めないとそのゲームでSKaRDは起動できないということになりますから、新規RRRではサーチできないカードを引き込める可能性を持つ効果は最大枚数採用すべきと判断しました。
また、グリッターを4枚、ブレーザーのレベル3を1枚それぞれ採用しているので、序盤に引きすぎると不要になりがちなこれらのカードを山下に送り手札をリフレッシュさせる役割も当然ながらあります。あと、APの素敵なイラストを眺めながら今は亡きゾイガーくんに思いを馳せることもでき一石二鳥です。
・ティガ/レベル2 ウルトラライトナックル(4枚)
こちらも前環境から変わらず4枚採用しています。これからの環境の変化にもよりますが、ここの枚数を減らすことはないのかなと今のところ思っています。理由を説明します。
まず、ウルトラヒーローのレベル2、ウルトラ怪獣のレベル6に手札を整える系のカードが増えていることが挙げられます。これらはデッキに必須級のカードでありながらダブルのBPが9000止まりなので、同じくダブルのBP11000のライトナックルが効果を発揮すればこちらは2ラウンド目にドロソを置いても先手を奪うことが可能です。リソースを増やしながら先手を奪える→SKaRDも貼れる、なのでメリットしかない状況が生まれます。グリッターティガの項目でも説明した通り、3ラウンド目に移動したゼペリオンに追いつく、もしくは超える手段が他のキャラに増えているということは、こちらが2ラウンド目に悠々と後手でいられるケースも減っているということですから、シーン除去の効果を持つアークやネクサスが見えていないならばSKaRDは貼れるときに早めに貼っておきたい。そのためのライトナックル、というわけです。
あと、ゼペリオンも含めて単純にこのゲームにおける「別のラウンドに移動できる」という効果が強いです。ゼペリオンが引けていないときでも、3ラウンド目のこの子が2ラウンド目のトリプルと交代して先手を維持できたり、相手が2ラウンド目をドロソで止めてくれたらこちらはティガのレベル3をなんでもいいから乗せるだけで3ターン目の敗北をケアできることになります。また、終盤にティガのレベル1しか手札にないときにSKaRDでライトナックルが乗ることで息切れしかけている相手に対してならフィニッシャーの役割をしてくれることもあります。ダブル9000のレベル2が増えれば増えるほどこのカードの価値は高くなると考えました。
・ティガ/レベル2 シーンサーチ(2枚)
前環境では脳死で4枚採用していたカードですが、ティガのレベル2の優先順位を考えたときに新規RRRが捨て札を肥やす効果を持つことから同じ目的で使用することもあるこちらの枚数を減らすことにしました。ブレーザーがシーンサーチを持っているから出来ることでもありますが。
ティガのレベル2の配分は本当に悩みどころで、今後の使用感や環境の変化によっては少し変えることはあるかもしれません。ただ、新規RRRが一番であることは少なくとも8弾環境では変わらないと踏んでいます。かつてのメビウスがそうだったように「起動でデッキトップを3枚めくりうち1枚を上に戻せる」は、ティガだけに与えて良い効果ではないと個人的には感じていますが果たして……。
・ティガ/レベル1 ドローソース(4枚)
説明不要の4枚採用。ティガのレベル1の枚数を合計9枚としていることから(7弾環境は10枚でした)、相対的にこのデッキにおけるレベル1のドロソの価値は高まっています。初手にあればよほどの事がない限りキープ。ティガのレベル2が初手になくても残りの5枚に未来が見えれば思い切ってキープ。初手に2枚あれば残りがなんでも絶対キープ。この子がいなきゃスーパーティガブレーザーは始まりません。
・ティガ/レベル1 トップ1枚めくり(4枚)
こちらも新規RRR同様に「なぜティガだけがこの効果を持ててしまっているのか」の1枚。ドロソが引けていないときでも次のターンの最善の動きを探っていけるカードで、頻度は高くありませんがSKaRD起動の前に山札を1枚めくってヒット率を上げることも可能。シングルのBPがドロソにギリ勝てる2000というのも偉く、じゃんけんに負けて先手を取られても相手がウルトラマンデッキならうっかり先手が返ってくることがあります。
・ティガ/レベル1 メンジュラキック(1枚)
数合わせのレベル1ですが、捨て札エリアにグリッターが落ちていてかつSKaRDが貼れている場面で登場時効果を使うとSKaRDでレベルアップしたグリッターの効果で捨て札からゼペリオンが復活し先手を維持したりできます。捨て札のグリッターを活用できる唯一のカードなので貴重な存在。個人的にトップ1枚めくりの評価が高いので優先順位はどうしても低くくなるのですが、後半に下振れたときはこちらのほうが仕事をするので2枚に増やしてもいいかもしれません。
ブレーザー/2-4-1(レベル1〜3)
君たちが勝っているところも僕は見たいのです
・ブレーザー/レベル3 スパイラルバレード(起動)(1枚)
巷ではブレーザーのレベル3を採用しないティガブレーザーが流行りのようで、僕も正直そちらのほうがそれぞれのキャラの役割も明確になりティガ側がより安定する点から強いと思っています。グリッター4枚なら尚更ですね。
ただ、セットしたら一生負け続けることがほぼ確定しているブレーザーくんを見続けるのは個人的に少し辛いなあという気持ちがあり……。あと、ブレーザーのレベル3が0枚だと2ラウンド目にSKaRDを貼って3ラウンド目にトリプルを3体立てて勝つ、という4弾環境くらいまではよく狙っていた超上振れムーブの可能性が無くなるのも寂しくて。
シングルでも仕事をしてくれる基本メタとどちらを入れるか迷いましたが、どうせ1枚ならゼペリオンやSKaRDとの合わせ技で一気に2面勝ちを狙える起動型を採用しようとなりました。
・ブレーザー/レベル2 レインボー光輪(4枚)
・ブレーザー/レベル1 ドローソース(2枚)
ブレーザーのレベル配分を考える際に「レベル3を最低1枚は入れる」は最初から決めていたので、レベル2の枚数は必然的に3~4枚になります。ティガ側のレベル2に優秀なカードが揃っており優先順位からシーンサーチを減らしたいとなったときに、ブレーザー側のシーンサーチの重要度は以前よりも上がっていくのではないかと考えました。また、グリッターティガを強く使いたいことから出来れば序盤に捨て札を肥やす必要があるこのデッキにおいて、シングルでも5枚落とせる効果は貴重です。ブレーザーのドロソが2枚ドローであること、ティガ側にシーンサーチよりも入れたいカードがあることからこちらのシーンサーチは最大枚数の4枚投入することにしました。
ドロソが3枚ではなく2枚なのは、どうせ捨て面にするなら「シーンサーチ+捨て札肥やし」と複数の役割がこなせるシーンサーチのほうが強いという判断、あとドロソは後半に引いても強く使えないことがほとんどというのも理由の一つです。とは言えドロソは事故率を下げるために極力多めに入れたいカードではあるので、対戦を重ねてみてブレーザーを3-3-1などの配分に変えることはあるかもしれません。

・シーン/SKaRDを作った男(4枚)
問答無用の4枚です。5枚目のシーンとして「輝けるものたちへ」の採用も一瞬考えましたが、僕の性格的にSKaRDが貼れているのにランプ3のシーンに貼り替えることなんか絶対にしないだろうなという確信があったのでやめました(「SKaRD起動します」が言いたいだけです)。
解説は以上になります。
7弾環境でも強さを発揮していたティガブレーザーですが、8弾環境に入っても早速各地のギャラクシーカップでいくつか優勝報告が上がっているようですね。新規RRRの追加による安定性の強化がやはり大きいと見ています。何回使ってもあのカードは強い。
僕は今回「構築」という観点のみでお話をしてきましたが、もちろん対面やプレイの観点から構築が変化するということはあります。そしてそれらは周囲の環境や実戦経験から浮かび上がってくる側面が大きいでしょうから、最初にも言った通り僕の解説を読んで「え、それは違うんでない?」と感じたあなたのご意見を是非伺えればと思います。それではみなさま良きUCGライフを。