僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

どう転んでも面白そうな『ウルトラマンブレーザー』を早くこの目で見たい

 

 「うわー!なにこのウルトラマン!!」

 

 最近ちょっと仕事やその他諸々で忙しく、息子との時間がとれていないことでブログを書くペースも落ちてしまっています。

 「何か大きなネタがあれば書きたいんだけどなあ」などとしばらくのんべんだらりとしていたら、いやいやありましたね、大ネタ。7月から始まる新しいウルトラマン!『ウルトラマンブレーザー』!!テレビ東京系にて7月8日からスタートです。

 


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 ブレーザーも今のところ「ニュージェネレーションヒーローズ」の一員ということになるのでしょうか。

 しかし、先日公開された特報映像のちょっと硬派な雰囲気や、ブレーザーのこれまでのウルトラマンとは明らかに一線を画す異物感……「生物」であることをより強調した斬新なデザインを見るにつけ、これはウルトラシリーズの歴史においてかなり大きな転換点になるのではという期待が否が応でも高まります。我々は2023年、円谷プロのとんでもない挑戦を目の当たりに出来るのでは、という……。

 「なにこのウルトラマン!!」ブレーザーの姿を初めて見た息子(小3)の反応が、もう今までのウルトラマンとは一段階違う感じでした。親子で「早く見てえよおぉ……!」となってます。

 

 

 

 

子、なりきりセットを自分で買う

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 今年の1月。普段ならすぐに使い切ってしまっていたお年玉を、「次のウルトラマンの最強なりきりセット買うために残しとくねん」と言って貯金していた息子。

 

 番組の情報が公開されると同時におもちゃの詳細も発表され、息子は早速『ブレーザー』の最強なりきりセットを梅田のウルトラマンショップで予約したらしい。凄いなあ、ちゃんと半年待てたんだ!

 いやね、僕は正直、そんな息子がお年玉なんて我慢できずに使い切っちゃうだろうと思っていたので(笑)。「自分で買うねん」という彼の決意は僕が思っていたよりずっと固かったようです。

 こうやって自分でお金を貯めて、これまでは親に買ってもらっていた高額なおもちゃを自分で買う。しかも初めてのそれがどう転んでも面白そうな『ウルトラマンブレーザー』のおもちゃなの、やはり彼は「持ってる」なあと思います。子供にとっての半年って長いですからね。それをちゃんと我慢して自分で買って遊んで……って、下手したら一生記憶に残る出来事になるかもしれない。息子はまたひとつ、ウルトラマンを通じていい経験をしているなと思います。

 ブレーザーブレス、変身アイテムにしては自然物な感じでおもちゃおもちゃしてないのがいいしギミックももりもりみたいで、今年35になる僕のほうがガシガシ遊びたいくらい。ブレーザーストーンもどーんと歴代ウルトラマンのイラストが描かれているとかではない渋いデザイン。発売前からオタクの収集欲をグイグイと刺激してくる。

族を背負うウルトラマンとして

 『ウルトラマンブレーザー』。SFテイストの強い作風への期待も当然あるんですが、個人的には、主人公であり、妻子持ちのウルトラマンでもあるヒルマゲントが一体どんなドラマを見せてくれるのか。ここが凄く楽しみで。

 

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 「妻子持ちのウルトラマン」と言えば、やっぱり『ウルトラマンジード』の伊賀栗レイトを思い出さずにはいられません。上の記事にもある通り、父として、またウルトラマンとして戦う彼の姿に自分の境遇を重ねつつリアルタイムで『ジード』に熱中した僕にとって、レイトは本当に宝物のようなキャラクターになりましたから。

 ヒルマゲントの場合は防衛チーム「SKaRD」の隊長でもあるということで、「隊長がウルトラマンに変身するとなると他の隊員たちとはどうやって連携とるんだろう?」みたいな純粋な疑問もありつつ、ゲントの「父親」の面にスポットを当てたハートフルな物語を見てみたいなあと思っています。親子で一緒に見ながら、息子に対して「パパもお仕事頑張ってるんやでえ」とちょっとだけ胸を張れるような、ね。まあ、近頃は息子も口が立つようになってきたので、「パパはゲントちゃうやん」って一蹴されそうな気もしますけど(笑)。

 

 

 

頼と実績と

 SKaRDが使う特戦機・アースガロン。これもいいですよねえ。メカゴジラ世代(VS版も機龍も大好きです)にはたまらんのですよ、こういうのが。

 怪獣と防衛チームのライドメカを融合させた『Z』の特空機のアイデアにはなるほどと思わされたものですが、キングジョーストレイジカスタム、『トリガー』のナースデッセイ号、『デッカー』のテラフェイザーを経て、男の子のハートをがっちりと掴む円谷産ロボットの魅力は年々増してきているように思います。

 

 そんな『ブレーザー』のメイン監督は信頼と実績の田口清隆監督。

 息子も「田口監督なら間違いないわ」と言っていたので(笑)、まあ間違いないのでしょう。

 ウルトライベントで『ブレーザー』のチラシをもらった息子。別にどこへ行くでもないのに「俺が行く!」と、早速ゲントの決め台詞を真似ていました。

 今日も2人で特報映像を見ながら、「こんなん面白くないわけないやん……」と期待に胸を躍らせていたところで。どう転んでも面白そうな『ウルトラマンブレーザー』、放送開始まであと2ヶ月弱ですか。息子はおもちゃの予約を半年待てましたけど、僕はもう待てない……早くこの目で見たい……。まだしばらくウズウズする日々が続きそうです。