僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

勢いでポチってしまった3万円のソフビのことをまだ嫁さんに打ち明けられていない話

 

 

 今月の末に届くんです。ソフビが。3万円の。

 

 

hobby.dengeki.com

 見てくださいこの冗談みたいなデカさのソフビ。凄いでしょ。シン・ウルトラマンのジャンボソフビ、全長60cm。今僕が持ってるウルトラマンの3倍くらいある。

 しかもエネルギーを消耗した状態の緑色を再現した特別バージョンときた。付属品の禍特対プレートもめちゃくちゃかっこいい。こりゃあ買うしかねえな……!

 去年の10月辺りにプレミアムバンダイで受注が始まっているのを見かけて、気がついた時には「注文する」ボタンをポチッと押しちゃってる自分がいました。そう、まるで魔法にかけられたかのように。その後正気に戻るも時すでに遅し。これだからプレミアムバンダイは困る。

 普通は3万円(正確には35,200円)のお買い物……ましてや生活必需品でもないものであれば、ちょっとは悩んだり、誰かに相談くらいはしたりしますよね。それが「気がついた時には」なんて呑気なことを言ってるんだから我が事ながら恐ろしい話です。

 

 

 

 

 

 もっと恐ろしいのは、この3万円ソフビの件をまだ嫁さんに打ち明けられていないことです。

 

 注文しちゃったときから「言わなきゃ……言わなきゃ……」ってずーっと思っていたんですけどね。ビビリなもんで、なかなか勇気が出ない。言うタイミングもそんなにない。そうこうしているうちにいよいよ年を越してしまいました。「あけましておめでとう!」じゃないってんだよまったく。全然めでたくない。マジでどうしよう!

 いや、僕も色々と考えはしたんです。嫁さんがなんか大きな買い物をしたらその隙をついて言っちゃおうかとか。年越しの瞬間、「ハッピーニューイヤー!」のどさくさに紛れて告白しちゃおう、とか……。

 でももう今更何を考えても遅い、遅すぎました。今月の末には、嫁さんにとってはただただデカいだけの3万円の物体が我が家に届いてしまう。

 60cmですよ?現物はともかくとして梱包されている箱はもっとデカいでしょう。ニトリかIKEAかの家具が家に届く感じですか?そんなもん玄関に置いてあったら誰だって「何これ?」ってなる。駄目だ、隠し通せるわけがない。だいたい、よく考えてみりゃ僕の部屋にもそんなデカいの置く場所もう無いし!(じゃあ買うな)

 

 このことをTwitterのスペースで話したら、いつも仲良くさせてもらっているフォロワーさんから「『シン・ウルトラマン』のセリフを引用して言い逃れてみては?」という大変ありがたいご助言をいただきまして。

 

浅見「私たちをバカにして、騙してたのね!」

神永「騙してはいない。話さなかっただけだ」

 

 今の僕のシチュエーションにぴったり過ぎる……なんという名案!

 もうすぐソフビが届いてしまうこのタイミングで「実は……」と打ち明けるのもなんだか気が引けるので、全てが終わってから本気でこの案を採用してみようかと考えているんですが、その落とし所でどうでしょう?

 一応『シン・ウルトラマン』、1回は見に行っている嫁さんにこのジョークが通用するといいのですが。無理か。