僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

自粛ムードの中、家族3人で大阪へ繰り出してきました。

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 今日、コロナウイルスで騒ぎになってから初めて家族3人で遊びに出かけました。

 遊びに…と言っても、大勢の人たちが集まるイベント等は全て中止か延期になっています。今日も本当なら息子と一緒にひらかたパークへウルトラマンのショーを観に行く予定でした。嫁さんも、何ヵ月も前から楽しみにしていたモー娘。のコンサートが無くなりました。だから、せめてそれぞれの好きに買い物でもしようと、大阪は梅田と難波まで繰り出してきたというわけです。

 この自粛ムードの中、「日曜日の大阪にはどんな風景が広がっているんだろう」という野次馬根性も少なからずあって、「普段は人でごった返している都会に人がいない…!」的なツイートでもしようと思っていたのですが、実際に行ってみると梅田も難波もむしろ普段より大勢の人たち…もっと言うと「何かしらの楽しみを求めている人たち」で賑わっていた印象で。休業しているゲームセンターが何店舗かあったくらいで、自粛ムードはほとんど感じませんでした。

 久々に家族でお買い物、楽しかったです。嫁さんが行きたがっていたハロプロショップも、僕と息子の「第二の故郷」と言ってもいい(笑)ウルトラマンショップも、コロナなんかに負けずに頑張って欲しい。また、家族で応援(という名の散財)しに行きます。

 

き甲斐を奪われるということ

 僕、昔から夜にテレビのニュースを見ないと1日を終えられないタチで。

 自分の頭の悪さと鈍感さを自覚しているからこそ、せめて世の中で起こっていることくらい少しは知っておこうと、大人になった今でも続けている習慣の一つです。

 ただ、最近はどのチャンネルを回してもニュースはコロナコロナコロナ。「今日はどこで何人感染しました、あんなイベントやこんなイベントが中止になりました」って、そんな情報ばかりが耳に入ってきて正直滅入ります。なんかもう、楽しいことを追求してはいけないんじゃないかという気になってくる。

 歴史が証明している通り、こういった非常時に真っ先に切り捨てられるのが娯楽や芸術です。だからこそ、僕は国が率先してそういったものを金銭面はもちろん、世の中の空気からも全力で守ってあげて欲しいと強く思います。

 モー娘。のコンサートが中止になって、嫁さんはあまりのショックに膝から崩れ落ちていました。ただ、その様子はギャグ漫画っぽくもあり、傍から見ると可笑しかったりもします。僕も正直、ちょっと笑ってしまいました。でも、生き甲斐を奪われるってそういうことなんですよ。他人から見ると滑稽だったりするから余計に辛い。

しでも笑って過ごしたい

 5歳の息子が「生き甲斐」という概念を持ち合わせているかは分かりませんが、最初は平気そうだった劇場版ウルトラマンタイガの延期も、近頃はCMを目にする度に「もう~早く見たいわあ」と愚痴っぽくなってきました。見たいよねぇ。

 今日行くはずだったひらパーのショーも、もし開催されたら息子にとっては凄くいい思い出になったのでしょう。でもショー自体が無くなり、中止になった事実も息子の記憶からは恐らくすぐに消えていく。僕たち大人は、がっかりした後に立ち直ろうと自分の意思で頑張れますから、実はまだマシなのかもしれません。忘れてしまうというのがある意味一番残酷な話で。

 相次ぐイベントの中止で資金が浮いていたこともあり、今日は息子の大好きなマクドナルドで普段よりポテト多めのランチをした後、ウルトラマンショップでお買い物。なんでも買ってあげるつもりだったのですが、そういう時に限ってあまり要求してこないのがうちの子の不思議なところ。結局、ウルトラマンマックスとバルタン星人の指人形を買って帰ってきました。

 あ、そう言えば…息子の水泳教室も、コロナの影響で授業が中断していることを今思い出しました。毎月恒例の昇格試験ももちろん中止です。

 「次に合格したら…」のご褒美として既に買ってあるゼロアイのおもちゃ、明日息子にプレゼントしちゃおうかな。僕にとっても、嫁さんにとっても、息子の喜ぶ顔こそ一番の生き甲斐ですから。父親になって、ウルトラマンの力をお借りするのはこれで何度目でしょうね。毎度毎度申し訳ないけど、今回もよろしく頼みます、ゼロさん!

ウルトラマン DXウルトラゼロアイ

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  • 発売日: 2020/01/25
  • メディア: おもちゃ&ホビー