僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

息子が大好きな「はやむかえ」のいいところ

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 ここ最近、僕が休みの日にも息子を保育園へ連れて行くことが増えました。

 せっかくの休み。たまには自分の時間も欲しいし…という理由も無きにしも非ずなのですが、本当の理由はそこではありません。休みの日にわざわざ保育園へ連れて行くのは、息子のテンションが爆上がりする「はやむかえ」をしてあげるためです。

 「はやむかえ」とは、いつもより早いお昼頃の時間帯に保育園へお迎えが来ることを指します。息子は何故かこの「はやむかえ」が大好き。前日に「明日はパパが『はやむかえ』に行くからね」と伝えると、その場で飛んだり跳ねたり踊ったりの大喜び。大人の僕からしたら「いや、丸1日休みのほうが嬉しくね?」などと思ってしまうのですが、クラスのみんなよりも先に帰れる特別感があるのか、「はやむかえ」の魅力に取りつかれています。

 

子の時間、僕の時間

 「はやむかえ」の日は、僕も午前中を自分の時間として活用できるので助かる部分が大きいです。

 疲れの溜まっている日はたっぷり寝られるし、嫁さんは仕事に出かけているのでその間に家事のお手伝いなんかも出来る(自分でやってみて、終わりのない家事の大変さを改めて痛感した次第です)。その他、溜まっている録画の消化、好きなDVD鑑賞、読書等々…。結婚して子供が出来てからというもの、この手のお楽しみタイムがどれだけ尊いものかを実感しているだけに大変ありがたい。

 ゆっくりお昼ご飯を食べて、そろそろ息子を迎えに行こうかという時間。ちょうど僕も息子に会いたくなってきて、保育園へ向かう足取りも軽いです。

 教室に着くと、ほとんどの園児はお昼寝の準備中。その様子がまたかわいくて。既にスヤスヤ寝ている子もいれば、給食を食べるのに手こずっている子や、全く寝る気配もなく走り回っている子。僕も「はやむかえ」をしなかったら息子が普段生活している保育園のこんな風景を見ることは無かったので、なかなか貴重な瞬間でもあります。

ょっと特別な日

 「はやむかえ」の日は朝からテンションMAXの息子。「今日は帰ってからパパと○○するねん!」などと先生に逐一報告しているようで、毎回のようにその報告の報告が先生から僕へ(笑)。

 息子が、休みの日よりも「はやむかえ」の日のほうを楽しみにしているのは、自分の中で立てたスケジュールを午前中の保育園で楽しみに待つ、そのワクワク感から来ているのでしょうか。

 思えば僕も、小学生の頃の「午前中しか授業がない土曜日」の登校が大好きでした。それこそ「丸1日休みのほうが―」という話で、実際に中学2年からは週休2日制になりましたけど、なんででしょうね、午前中に帰れる土曜日は学校へ行くのが全然億劫じゃなかった記憶があります。

 ちなみに今の小中学生って土曜日は登校しているのでしょうか?「ゆとり教育」の是非についてここでは何とも言えませんが、土曜日の半日授業だけは無くすべきじゃなかったと僕は思いますよ。普段よりちょっと特別な日というだけで、退屈な授業も苦手なスポーツも前向きに取り組めたものです。

 息子は、迎えに来た僕を見つけるとちょっと得意気な表情になって、クラスの友達に「今日は『はやむかえ』やねん」と自慢しているようでした。確かにクラスの中で自分だけ先に帰れるって嬉しいよなあ。でもあんまり自慢し過ぎると人間関係ややこしくなりそうだからほどほどにしとこうな(笑)。

「余裕」が大切

 僕も午前中に自分の時間を満喫したところなので、ある程度息子のむちゃぶりにも応えられる余裕が生まれているのも「はやむかえ」の日のいいところ。

 今日は近所のおもちゃ屋&ゲームセンター巡りをしてから、買ってもらったばかりのなわとびの練習。いつもの休日だとなかなかハードに感じるメニューも「はやむかえ」の日ならむしろ楽しい。今日は比較的アクティブでしたが、息子の気分次第ではソッコーで帰宅して家でウルトラマン三昧という日もあります。この間はウルトラマンゼロの客演回をぶっ続けで見たりしてました。オタクだわぁ。

 ちなみになわとび、僕も十何年ぶりかに跳んでみました。かろうじて二重跳びは出来ましたけど、子供の頃みたいに何回も続けて跳べなくなってて地味にショックを受けるなど。こうして息子との時間を過ごすことで、日頃の運動不足や体力の衰えを知ることができるのも「はやむかえ」の日のいいところで…と、息子がまだ遊んで欲しそうにしているので今日は強引に締めくくっておきます(笑)。