僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

息子とウルトラマンスタジアムへ行ってきた

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 息子とウルトラマンにハマりだしてからずっと行きたいと思っていた、石川県の『ウルトラマンスタジアム』にようやく行くことができました。

 

 まさかの工事中で、公式ホームページに載っているような綺麗な写真が撮れなかったんですが。関西から往復約600km!いや〜、疲れました。

 当日。普段は、保育園へ行く日も休みの日も寝起きが悪くて布団の中でふにゃふにゃ言ってる息子が、僕の起床に合わせてさっと起きてきたことにまず驚く。早朝4時半ですよ。彼にはウルトラマンスタジアムへ行くことを一週間くらい前から伝えていて、この異様な早起きっぷりは相当楽しみにしていたんだなあ、と。車に乗ってしばらくするとまた寝ちゃいましたけどね。色々と素直です、子供って(笑)。

 僕も楽しみにしていたウルトラマンスタジアム。実際に行ってみると丸一日ウルトラマンを満喫出来るまさに楽園のような場所でした。

 手取フィッシュランドという遊園地の中にある施設で、オフィシャルショップはもちろん隊員服や着ぐるみの展示、ヒーローの活躍を間近で見られるショーや写真撮影会など、入館無料なのが信じられないくらいの充実ぶり。息子も大喜びで、わざわざ関西から行った甲斐がありました。

 

 

 

 

れの場所へ

 ウルトラマンスタジアムへの長い階段。オープン時にウルトラヒーローたちが子供たちをお出迎えしてくれます。僕も今まで、Twitterにアップされた写真を眺めながらずっと憧れていた場所です。

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 ゼ、ゼロ様……なにその座り方は!!

 

 座り方までイケメンというね……。

 このオープニングウェルカムに登場するヒーローは公式サイトのスケジュールで確認できます。何も調べずに行った僕と息子は、ゼロ・タロウ・ティガというお互いの推しメンだらけの登場に狂喜乱舞。息子の早起きのおかげで最前列も確保でき、iPhoneのカメラでもこんなに綺麗な写真が撮れました。それぞれのヒーローとの写真撮影タイムも設けられていて、息子はタロウと迷いつつもゼロを選択。やっぱりそうなるよねえ。

 ここで、親目線的にも凄く助かったポイント。

11:00~ ウルトラパワーステージ

11:55~ ウルトラマンブルとの写真撮影会

13:30~ ウルトラチャレンジステージ

14:30~ ウルトラハロウィンパーティ

16:25~ ウルトラマンジャスティス・オーブ(ハリケーンスラッシュ)との写真撮影会

 こんな感じで、各イベントのタイムスケジュールが分かりやすく見える化されていたんですよね。これがあるとないとでは時間の使い方が全く変わってくる。

 スタジアム内は割とコンパクトで、ステージを見た後すぐに写真撮影会の列に並んでも問題なく参加出来ました。真横に遊園地やゲームセンターがあるので時間は潰しやすいし、オープニングウェルカムも含めてどのウルトラマンがいつやって来るのかちゃんと分かるのがいいですよね。後から「あー、あの時ここに行ってれば……」みたいなのが無くてソワソワせずに済みました。

れがウルトラの国だ!

 各防衛チームの隊員服やヘルメット、GUTSのスタッグやチームDASHのダッシュドゥカなどなかなかレアな展示もありました。過去のイベント等で来場されたキャストの方々のサインなんかも飾ってあって、ウルトラマンの歴史とスタジアムの歴史がリンクしている雰囲気が良かったです。

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 ジャスティスとオーブのような珍しい組み合わせが見られるのも、ウルトラマンスタジアムならではという感じがしました。オーブはともかく、15年以上前の映画に2回登場しただけのジャスティスを周りのちびっ子たちがみんな知ってるって何気に凄い。ジャスティスかっこいいよな、おじさんも中学生の頃に映画館まで見に行ったぞ。

 

 メインイベントのパワーステージとチャレンジステージは残念ながら写真撮影禁止でしたが、その分客席とステージの距離が近くて迫力は満点。

 特にアクションは大人が見ても「おぉ!」と声をあげてしまうほど見応えがありました。ジャンプ台もマットも無いステージ上であのスーツを着ながら空中回転って凄過ぎます。ステージから降りてきたレイビーク星人に息子がほっぺたを「むにゅ」っとされて本気で怖がる一幕も。

 パワーステージではテレビに先駆けてウルトラマンタイガの新フォーム・トライストリウムが登場。この日一番の盛り上がりは間違いなくここでした。

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 お手洗いやフードコードなど、園内の至るところにウルトラマンを感じさせるデザインが散りばめられているのもファン心をくすぐります。メトロン星人にタバコを吸わせるなと(笑)。

 

 

 

 

たりの「一番楽しかったところ」

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 1日たっぷり楽しんだ後、「最後の記念に」と言わんばかりにいわゆる「壁ドン」のポーズを決める息子。

 左手に持っているのはこの日買ってあげたエックスとギマイラのソフビ。チャレンジステージでエックスに握手してもらい、一発で心を奪われたらしい。

 

 今回、息子とウルトラマンスタジアムへ足を運んだのは、もちろん僕と息子がずっと行きたかった場所というのもあるのですが、8月の池袋ウルフェスに2人で行けなかった後悔を取り返す気持ちが大きかったです。

www.bokuboku12.net

 上の記事にもあるように、ウルフェスは僕が一人で満喫してしまい息子には悪いことをしたなとずっと思っていたので。約束も守れなかったですしね。

 あの小さかった息子ももうすぐ5歳。それなりに会話が成り立つようになってきて、僕も一緒に遊びに行く楽しみが増えました。

 面白かったことや、逆に彼にとってはつまらなかったこともちゃんと自分の言葉で表現出来るようになりましたし、僕も適当に相槌を打っていると「聞いてへんやろ~」と指摘される場面が増えて、なんと言うかこう、「男同士」の関係に少しずつなってきている感じがします。

 ちなみに息子のこの日の「一番楽しかったところ」は、パワーステージでタイガの新フォーム・トライストリウムが登場した場面。確かにあれは僕も燃えた。

 僕の一番は、帰りの車の中。たっぷり楽しんだその日一日のことを息子と語り合える時間は至福でした。ウルトラマンスタジアムにはもう1回、出来れば工事中じゃないときに息子と足を運びたいと思っています。