僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

モーニング娘。’19の握手会イベントに初めて参加して思ったこと

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 自分で言うのも変な話ですが、僕は結構、人を信用してないタイプで。

 

 だから「アイドルに会いに行ける」ってそこまで楽しいことなのか、ずっと疑問に思っていたんです。距離が近くなるほど、そこで万が一冷たい態度でも取られたときの反動が大きいだろうと。もしかしたら、今まで好きで好きでたまらなかった推しのことを嫌いになってしまうかもしれない。アイドルと言っても僕らと同じ人間ですから、ふとした瞬間にそういうのが見えちゃったら嫌だなあというのがあって。

 実際イベントに参加してみると、モー娘。のメンバーはチェキに握手にサインにトークに…途方もない数のファンと丸1日を費やしての交流を続けていて、コンサートでも「体力おばけ」とか言われてるのにどこまで頑張るんだろうと。

 

 

 

 

れぞれの推し

 嫁さんが推している佐藤優樹さん。メンバーの中でも変わり者で有名な彼女は握手会が苦手なことを公言しているらしく、比較的さっさと終わらせてしまう傾向が強いとか。

 でも嫁さんはそんな「自分を崩さない佐藤優樹」に強く惹かれていて、佐藤さんのファンの多くもそれを受け入れた上で会いに行っている。そこにきちんとした信頼関係が成り立っているのは意外でした。ほら、アイドルオタクってちょっとそういう自制が効かないイメージもあったりするので…。

 僕が推しているのはリーダーの譜久村聖さん。モー娘。のリーダーって言うと中澤裕子姐さんのピリピリした雰囲気がまず頭に浮かぶんですけど、譜久村さんはどちらかと言うと背中で引っ張っていくタイプに見えます。後輩を厳しく指導するなんて場面はあまり想像がつかない。自身も大のハロプロファンというだけあって、コンサートで頑張る姿にはグループに対する並々ならぬ愛情を感じます。

 ちなみに僕がモー娘。にハマりだした頃の記事がこちら。「かもしれない」と書いてありますが、もう見事にハマってます。

www.bokuboku12.net

ロのアイドルを目の当たりにして

 僕が参加したのは19時半からの譜久村さんのサイン会。息子の名前で当選した券だったので、サインは息子の名前で書いてもらいました。もちろん握手も息子が。僕はあくまで付き添いの立場です。

 しかし生で見る譜久村聖さんのまあお美しいこと。朝からのイベントでめちゃくちゃ疲れているはずなのに、僕にも息子にもニコニコ対応してくれるその姿はまさにプロフェッショナルでした。

 で、アイドルに直接会えるイベントに初めて参加して最初に感じたこと。

「コンサートに行きたい!」

これなんです。「もうお前はイベント来るな」って怒られそうですけど。

 好きなメンバーに面と向かって「応援ありがとうございます!」なんて言われると、当然照れもあるんですけど、その感情の持って行き場に困ってしまうんですよね。「いや僕が勝手に好きになって勝手に応援してるだけなので…」ってなる。コミュニケーションに微妙なズレを感じてしまい、素直に楽しいと思えなくなってしまう部分があって。気難し過ぎますか、僕。

 プロ野球なんかもそうで、ヒーローインタビューで選手が声高らかに「ファンの皆様のために―」とか言ってると途端に萎えてしまう。僕は自分の好きな選手が、その選手にとって最も相応しい場所で自己表現するのをただただ見ていたい。「ファンのために」は後から勝手についてくるものだと思うんです。

 最近のアイドル業界の流れからいってそれだけというわけにもいかないのでしょうけど、やっぱりモーニング娘。には、ステージで歌って踊って表現することにエネルギーを注いで欲しいなあなんて、ファン歴も短い男が生意気にも思ってしまったのでした。

 あ、譜久村さんのサインはもちろん家宝ですよ。付き添いなんてかっこつけずに堂々と僕の名前で書いてもらえば良かったかなと今更後悔しているところで…(笑)。