僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

『柑橘パッショナート』にてオシゴトガタリデビューさせていただきました

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  Twitterで仲良くさせていただいている甘夏さんのブログ『柑橘パッショナート』の人気企画「オシゴトガタリ」にて、ウルトラマン・ニュージェネレーションヒーローズを題材にインタビューを受けました。

 以前から、その人の「好きなものを好きなだけ語る」この企画は大好きで、僕もいつかオシゴトガタリデビューしたい…と思っていたのですが、集団面接で喋ること決まってないくせに真っ先に手を挙げちゃうせっかち君のノリで音速で名乗りを挙げ(笑)実現に至った次第です。

amanatsu0312.hateblo.jp

 インタビューでは僕も途中から語るのが楽しくなってしまい、まとまりの無い話になってしまったかなという反省があったのですが、実際にアップされた記事を読むと甘夏さんの見解も加わってとても読みやすくまとめられていました。さすがです。甘夏さんにはこの場をお借りして感謝申し上げます。

 ちょうどこのインタビューを受けている間に、ニュージェネの新展開『ULTRA GALAXY FIGHT』の製作が円谷プロから発表されまして。敢えて「ニュージェネ」の括りで語っている最中にこの熱い展開とは、まさかこのやり取りが公式に漏れてる…?(ない)などと勝手に盛り上がるなど。なかなか人にインタビューを受ける機会って無いので貴重な体験をさせていただいたと思います。

 「最近のウルトラマンはあんまり知らない」「見てみようとは思うけどどれから見たらいいのか分からない」そんな方にこそ読んでいただきたい内容になっています。是非よろしくお願いします。

 

信できる充実感

 僕のニュージェネレーションヒーローズへの思いは甘夏さんの記事を読んでいただくとして、ここでは「人に好きなものの良さを伝える」体験がいかに刺激的だったかというお話を少し。

 僕がこのブログを始めてもう1年半くらいになります。更新頻度はまちまちですが取りあえず続いていますし、止めようと思ったことは一度もありません。以前にも記事にしましたが、自分の感じたことや日々の出来事を自由に書いて発信できる手段を持っているその充実感は何物にも代えがたい。PV数はもちろん伸びたほうが嬉しいけど、それよりも「発信している」事実に僕はもの凄く満たされている気がします。

 実際、日々生活していて特別面白いことって実はそんなに無いんですよ。僕がよく書いている息子とのあれこれも、流そうと思えばいくらでも流せるようなことばかりですし、テレビや映画を見てああだったこうだったと語るのもそれ自体に特別な意味は無いと思っています。

 言ってしまえば、書いても書かなくてもどっちでもいいというか。今こうして書いていることがまさにそうです。書いたから別にどうというわけじゃない。

 でも、ブログを持っていることで得ることができた「気づき」は数えきれないほどあるんですよね。「何かあれば書こう」という姿勢に常になれていることには大きな意味があって。

「好き」を伝えることの難しさ

 僕にとってブログは、そうやって自分の日常がちょっとでも豊かになればと思って続けている部分が大きいです。しかし、これが人からの質問に答えるとなると、内容への責任感とか緊張感が違ってきます。目的は気付くことでも残すことでもなく、「伝える」こと。

 特に好きなものについて語る場合、つい気持ちが先走ってしまいふとした瞬間に周りの人たちの態度を見ると自分だけ浮いてるみたいなこと、僕は結構多いんです。気付いたときには伝えるどころかただ呆れられて終わりみたいな…。

 今回のインタビューでは、甘夏さんが自由に好きを語れる雰囲気を作ってくださいました。僕も最初は肩に力が入っていたのが徐々に抜けて、特に後半以降は「どうしたら作品の魅力が伝わるだろう」「ここを語るならこっちも外せない!」といったように、相手の立場に立ちながら自分の好きなウルトラシリーズについて一つひとつ振り返ることができたと思います。そしてその体験を通じて、これまでの好きな気持ちがまた何倍にも膨らんでいくのが分かりました。

 今後もブログを続けていくにあたって、これまで通り自由気ままに発信していくスタンスとは別に、「伝える」緊張感ももう少し持っていいのかなと感じています。肩肘張る緊張ではなく、どうせ好きならその作品ごと背負って語ってやれ!…くらいの意気込みという意味で。