僕が僕であること(仮)

ジードとルーブが大好きな4歳の息子とのウルトラ備忘録です。

息子の目には僕の実家が宝の山に見えているに違いない。

f:id:ryo_nf3000:20190702225731j:plain

 この写真を見てください。

 息子が持っているウルトラマンタロウとウルトラの父のソフビ人形。今バンダイから発売されているものとは、大きさや造形が微妙に違うのが分かりますか?これ、実は僕が子供の頃に親に買ってもらった思い出の品。息子と一緒に実家へ帰ったときに僕の部屋から発掘してきました。

 特にこのウルトラマンタロウ!遊園地へ遊びに行くときも旅行へ行くときも、肌身離さず握りしめていたのをよく覚えています。その証拠にほら、とさかの先の塗装が見事に剥げちゃってるでしょ。ちなみにこの黒目は父親がペンで書いてくれました。「うぉー、ちょっとした違いでめっちゃ本物に近づいたぜ!」ってびっくりしてめちゃくちゃワクワクしたのを覚えてる。

 

しい「ばあばんち」

 このタロウとウルトラの父以外にも、僕が昔買ってもらった怪獣のソフビが実家の部屋には沢山残っていて、それを知った息子は事あるごとに「ばあば(僕の母)んち行こー」とお願いしてくるようになりました。孫のかわいいお願いに喜ぶばあばの顔を見ていると、彼の本当の目的が怪獣のソフビにあることは少し言いにくい。

 とは言え、我が家にも息子に買ったソフビが山のようにあるので、そう簡単にホイホイ持って帰られても困ります。そこで導入したのが交換制度。「ばあばんち」からおもちゃを持って来るのはいいけど、前に持って帰ったやつをちゃんと返してからね、と。

 この制度を取り入れたことで我が家に転がり込むおもちゃが格段に減ったのは良かったのですが、今度はお目当てのソフビでどうしても遊びたい息子のために実家へ行く回数が格段に増えました(笑)。

も父親の実家から…

 僕も思えば、たまに帰った父親の実家の倉庫から色々引っ張り出してくるの好きだったかも。

 プラモ好きだった父親が少年の頃に作った自慢の戦闘機や戦車を、子供の僕がそれはまあ見事に破壊し尽くしたそうな(笑)。中にはそれなりに高価なプラモもあったようで、僕も結構本気で申し訳なく思っていたりもするのですが、父親はその件に関しては今でも大笑いしていて心広いなと思います。

 今でもたまに引っ張りだすのが朝日ソノラマのファンタスティックコレクション。父親が大学生の頃に購入したもので、当時ウルトラシリーズに関する大人向けの書籍がまだ珍しかった時代に色んな人たちの人生を狂わせたと言われている伝説のムック本です。『帰ってきたウルトラマン』~『レオ』のいわゆる第二期ウルトラシリーズに関してはかなり手厳しく書かれたりしていて、セブン好きの父親も同じようなこと語ってたなぁ。

い出も受け継がれる

 息子がタロウとウルトラの父に目をつけたのは、それはもう来週からの『ウルトラマンタイガ』がタロウの息子だからなのでしょう。非常に分かりやすい。そしてウルトラの父はいよいよ「ウルトラの祖父」になり、タロウは「タイガのお父さん」として今の子供たちに認識されていくわけですね。

 なんかこう、僕が夢中になって遊んでいたものが息子に受け継がれていくのは、やっぱり嬉しいですよ。大事なプラモを僕に壊されても大笑いできた父親の気持ちが、そこでやっと理解できたというか。タロウもウルトラの父も、僕にとって確かに大事な思い出の品なんだけど、その思い出ごと息子にあげちゃえーみたいな。むしろお前の手でガシガシ遊び倒してくれって感じですね。『トイ・ストーリー』じゃないけど、ちゃんと子供に遊ばれているおもちゃは表情も生き生きしたものに見えたりするじゃないですか。

 ちらっと見ただけでも、グリッドマンの食玩や平成ゴジラの結構出来のいいソフビとか、まだまだありましたよ僕の実家。息子の次のターゲットは多分ゴジラジュニアかデストロイアかな。長い眠りについていたおもちゃたちが、息子の手によって再び命を吹き込まれる日を僕も楽しみにしておこうと思います。