僕が僕であること(仮)

ジードとルーブが大好きな4歳の息子とのウルトラ備忘録です。

~新たなるウルトラマン・サーガの構築~ありがとう、ニュージェネレーションヒーローズ

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 息子と毎週楽しませてもらっていた『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』が先月の29日に最終回を迎えました。

 『ギンガ』~『ルーブ』までのニュージェネ―レーションシリーズの傑作選に加え、『ジード』に登場したマスコットキャラクター・ペガ&ブースカのコンビによるナビゲートとオリジナルキャストによる新撮映像で、来週から始まる新番組『ウルトラマンタイガ』への繋ぎの役割を見事に果たしてくれたと思います。

 番組開始当初から僕が少し気がかりだったのは、新作の放送が半年間ストップする間に息子のウルトラマンへの興味が薄れてしまわないかという点でした。いくら新撮映像があるとは言え再放送中心の番組を半年間も見続けてくれるのかな、と。結果的には時々『リュウソウジャー』へ浮気しつつも、息子の興味の中心はまだまだウルトラでほっと胸を撫でおろすなど。やっぱり僕も、まだもうちょっと一緒にウルトラマンを楽しみたい。

 

しい時代のウルトラ兄弟

 『ジェネクロ』の最終回で実現した、ニュージェネレーションヒーローズ奇跡の大集結。

 『ギンガ』からリアルタイムで追いかけてきた身としては、ヒカルの横にショウがいて、大地とガイさんがいて、そこに息子の憧れるリクと湊兄弟が並ぶ光景はただただ壮観で。オリジナルキャストによる夢の共演に、ウルトラマンを応援し続けてきた良かったと心の底から感じることができました。円谷さん、テレ東さんありがとう。

 古くは『帰ってきたウルトラマン』の第38話で実現した初代マン・セブンと帰りマンの夢の共演から、エースのピンチにゾフィーやウルトラの父が颯爽と駆けつけたあのスペシャル感。末っ子タロウの成長を見守るウルトラ兄弟たちに、平成になって劇場版で勢ぞろいを果たしたティガ・ダイナ・ガイアなど、ウルトラマンの歴史はヒーローの集結の歴史とも言い換えることができます。

 そして、あの毎回変わり映えのしなかった薄暗いセットの中でウルトラマン復活の期待をひとり背負い戦っていたギンガを皮切りに、新しい時代のウルトラ兄弟が誕生したことは物語とは別のところで凄く感動的でした。

ルトラマンはどこかにいる

 そんな円谷プロの事情などもちろん知るはずもなく、我が息子はただ純粋にウルトラマンを応援し続ける。

 ニュージェネ大集結にも当然反応していたのですが、彼の中ではギンガもエックスもオーブも、ルーブやタイガと並ぶ現行のウルトラマンであるという意識が強いようです。

 普通、男の子って一番新しいものにばかり目が行きがちだと思うんですけどね。ことウルトラマンに関しては、ルーブジャイロで俺色に染め上げたかと思えば、ジードライザ―でジーっとしていられなかったり、オーブリングでウルトラマンさんの力をお借りしたりしています。僕のリーフラッシャーで光にもなってるな(笑)。

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 ウルトラマンが異なる世界観を飛び越えて登場したり、番組が変わっても同じ怪獣が度々出現するニュージェネシリーズは、息子の中では全て地続きの世界に見えているのでしょうか。

 もしそうなら、僕が子供の頃にウルトラシリーズへ抱いていたイメージとは随分かけ離れていますね。僕は子供心に、初代マンとセブンは違う世界の出来事だという認識でしたし、彼らが並び立つにはよっぽどの事情が無きゃいけないと思っていて。だからこそ、ウルトラ兄弟の集結には特別なありがたみを感じていました。ナックル星人とかヒッポリット星人とか、敵もそれなりに説得力のあるヤツらでしたしね。

 でも今の子供たちはそもそも「ウルトラマンは時空を越える存在」だという認識で、番組が終わっても彼らはどこかに存在し続けているし、集まろうと思えばいつでも集まることが出来る。ありがたみとかじゃないんです。みんな「今」もバリバリヒーローやってるよ、と。この事実そのものが、時代を越えて愛されるコンテンツとしてのウルトラマンの存在とも絶妙に重なっていて非常にエモさを感じるのは僕だけでしょうか。

の並びをもう一度…

 初の「令和ウルトラマン」となるタイガは、ニュージェネの一員としてカウントされることになるのか、それともまたここから新たなウルトラマン・サーガが作り上げられていくのか。そんな歴史の積み重なり方を自分なりに想像できるのも、リアルタイムで追いかけいるからこその楽しみの一つです。

 どちらにせよ、『ギンガ』~『ルーブ』の6年間はウルトラマンの歴史の中でもかなり重要な部類に入る時期だったのは間違いありませんよね。個人的にも、もちろん息子と一緒にという意味合いが強いのですが、今が人生で最もウルトラマンにハマっている時期だと言っても過言ではありません。

 願わくば、僕と息子が一緒にウルトラマンを楽しんでいる間に、ニュージェネレーションヒーローズが集結する映画が見たい。『ジェネクロ』最終回ももちろん良かったけど、ドラマ的にグッと来るような過程があった上でのあの並びをもし見ることが出来たら、僕はスクリーンの前で人目をはばからず泣くと思う。

 『メビウス』みたいに何十年か後に集まるというのも、それはそれで過ぎた月日の分だけ感動が増すとは思うんですけど。息子にとっても僕にとっても、ニュージェネレーションヒーローズは紛れもなく現行のウルトラマン。あまり勿体ぶらずに何回でも集まっちゃえ、と。お願いします、円谷さん。