来月の7日にウルトラマンワールドM78大阪店で開催される「ウルトラマンタイガ握手&写真撮影会」の整理券、無事にゲットしてきました。
整理券をもらうためには3000円以上の買い物が必要だったので息子には何でも買っていいよと言ってあったのですが、結局いつものソフビを欲しがる。でも新商品のベリアルアトロシアスを持ってきたところはさすが我が息子。
ウルトラ怪獣シリーズ 106 ウルトラマンベリアル アトロシアス
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2019/06/08
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
昨年も、同じ時期にロッソとブルのイベントに参加したことを思い出します。我が家では新ウルトラマンとの写真撮影会が既に毎年恒例となっており、息子も新しいウルトラマンが登場する度に「一緒に写真撮りたい~」とねだってくる。本当に贅沢なやつ(笑)。
イベントのことは毎回ショップで配布されているチラシを見て知るのですが、「先着何名まで!」とでかでかと書かれていると焦りますよね。今日も息子を連れて開店と同時にショップへ駆け込んでしまいました。実際はそこまでしなくても、配布開始日のうちに行けば整理券は入手出来たと思うのですが…そこはもう、運動会の場所取りに命かける的な心境で。
今回は、そんないつもお世話になっているウルトラマンショップの店員さんに、僕たち親子がいよいよ顔を覚えられてしまったという話。いや、息子はまだいいよ。父親という仮面を被った本職はディープな特オタである僕にとって、それはある意味致命傷だったりするのだっ…!
週に一度のお楽しみ
僕と息子が足繁く(笑)通うウルトラマンワールドM78大阪店に関しては、以前にもこんな記事を書いています。こちらも宜しければ。
最近では、息子の習い事の帰りと僕の仕事帰りに時間を合わせて梅田で家族3人合流することが多くなりました。嫁さんによると、息子の中では「習い事を頑張ればウルトラマンショップへ行ける」が最大のモチベーションとのこと。習い事は週に1回なので、同時にウルトラマンショップもほぼ週一で通っている計算です。
それだけ通っていれば、しかも平日のほぼ同じ時間に毎週現れているわけですから、店員さんに顔を覚えられるのも当然と言えば当然で。特に今の息子は、誰かに自分の知識を披露したくて仕方がないお年頃。店員さんを捕まえては、「オーブとジャグラーはな、仲良しちゃうんやでー!」などとウルトラマンや怪獣について知っていることをベラベラ喋り続けています。将来が不安過ぎる。
先月のこと。いつものように仕事帰りに梅田で待ち合わせ。しかし嫁さんの横に息子の姿がない。「あれ、○○は?」と僕が聞くと、嫁さんが指差す先にはいつものウルトラマンショップ!
「エスカレーター降りた瞬間にダッシュしていったわw」
という嫁さんの言葉通り、息子はもう場所まで覚えたらしい。
息子の肩書き「常連さん」
息子を迎えにショップに近づくと、僕の姿を見て一人の店員さんが声をかけてくれました。
「あ!息子さん、来てますよー」
あ、いえありがとうございます…って、ちょっと待て。なんで僕があの子の父親だって分かるの?!こちとら正体なんて一切明かした覚えはねぇぜ…!
はい、息子と一緒に父親の僕まで顔を覚えられていました。あぁ、恥ずかしい。「あはは~、すみません~」と店員さんにペコペコ頭を下げる僕。ソフビに夢中で僕が来たことにまだ気付かない息子。
「お兄ちゃん、ウルトラマンショップの常連さんだもんねー」
その店員さんは、息子のウルトラ長話にいつも笑顔で付き合ってくれています。ウルトラマンの柄がプリントされたちょっと大きめのカバンを背負ってショップへ駆けていく息子の後姿、僕も毎週見ている。そしていつの間にか、ショップ内での息子の肩書きが「常連さん」になっていったと。4歳やそこらの男の子につくような肩書きじゃないと思うけど(笑)。
僕のオタ活の行方
まあ、いいんですよ。親子でお店の人に顔を覚えられるなんてのは。傍から見ても微笑ましい光景だし、僕もウルトラマンのグッズを眺めている時間はとっても楽しい。
最大にして唯一の問題点。それは僕が一人でウルトラマンショップへ行きにくくなってしまったことです。
「そんなの気にせずに行けばいいやん」そう言う人も世の中にはいるでしょう。しかし小心者の僕はそうはいかない。本当なら、休みの前の日の仕事帰りにはウルトラマンショップで自分の欲しいフィギュアを物色…なんてこともしたいわけですが、例の店員さんには「あ、あの人今日は一人で来てる」とか絶対思われちゃう。がっつり大人用のフィギュアだけ買って帰りたいけど、何となく他人の目が気になって子供用のグッズを付け足してレジへ持って行ったりとか、条件反射でしてしまう。自意識過剰なのは重々承知ですが、これはもう直せと言われて直せるものではなく。
息子がウルトラマンを卒業しても、僕は多分ウルトラマンショップへ行きたい。でも一人で通い続けていると、
「あのお父さん、子供が卒業してるのにまた来てるよ」
などと変な目で見られる可能性もゼロではない!自分が特オタであることはただでさえまだコンプレックスなのに、店員さんに顔なんか覚えられていたら益々気になってしまう。僕の人生において由々しき問題です。
もちろん店員さんは、そんな小心者の悩みなど知る由もなく。僕がショップへ足を運ぶたびに「いつもありがとうございます!」と常連さんへ向けた爽やかな挨拶をしてくれるのは、とても嬉しいと同時に、何とも言えないむず痒い気持ちになってしまうことをここだけに書いておこうと思います。