僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

『アタック変形 ウルトラビークル』が意外と遊べるおもちゃだった話

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 息子と一緒におもちゃ屋さんへ行くと、同じおもちゃでも大人と子どもには全然違う目線が存在することを思い知らされることがあります。

 今回紹介する『アタック変形 ウルトラビークル』がまさにそれ。

 写真を見ていただいても分かる通り、ウルトラビークルはウルトラヒーローをモチーフにしたミニカーのおもちゃ。ちょっと前に「ウルトラエッグ」という卵型からウルトラマンや怪獣へ変形させて遊ぶおもちゃがあったと思うのですが、ウルトラビークルはその発展形という印象。バンパー部分を指で押すとそれぞれのキャラクターのフィギュアに変形させて遊べる作りになっています。

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 こちらが変形前と変形後。

 フィギュアとして…と言いましたが、ミニカーの要素があまりにも強すぎる(笑)。ウルトラマンはトランスフォーマーのように変形することを前提にデザインされたキャラクターではありませんから、どうしても無理やり感が否めないのですが、このミニカーという形状にぎゅうぎゅうに押し込まれたかわいいゼロとベリアルを眺めていると、普通のフィギュアにはない愛おしさを感じるのもまた事実。

 

 

 

 

子からの意外なリクエスト

 僕が驚いたのは、息子がこのウルトラビークルのCMにもの凄く反応していたことです。

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 と言うのも息子はこれまで、僕が欲しがるフィギュアーツやアルティメットルミナスなど割と大人向けのフィギュアに興味を示す傾向が強く、こうしたまさに子ども向けのアイテムを欲しい欲しいとねだることが少なかったんですよね。ウルトラマンショップへ行ったときも、ウルトラマンの形をしたダーツなんかが実際に遊べるように店頭に出されていても手に取ることすらしなかった。欲しがるのはソフビか指人形か変身アイテムだけでしたから。

 そんな息子を見ながら「そういうもんかなぁ」などと思っていたら。ウルトラマンショップに響き渡る甲高い声。

「あー!ウルトラビークル買ってー!」

一瞬、違うとこの子の声かと思いました。息子がお人形さん(我が家ではソフビのことをそう呼んでいる)以外のものをねだっている!

 何故か嬉しくなってしまい、勢いで買い与えてしまいました。

って遊んでこそのおもちゃ

 買い与えてみたものの、ウルトラマン+ミニカーという組み合わせにはそこまで魅力を感じていなかった僕。息子もどうせすぐに遊ばなくなるんだろうなと思っていたら、これが大きな見当違いでした。

 一番最近買ったおもちゃという理由も当然あるのでしょうが、何をするにもゼロとベリアルのビークルを両手に持って動き回る息子。CMのCGを再現するように空中を走らせたり、変形させてウルトラ銀河伝説を再現したり信じられないくらい毎日ガシガシ遊びまくってます。めちゃくちゃ楽しそう。

 実際に手に取ってみると、トミカと同じくらいのサイズで子どもの手に馴染みやすく、変形というギミックも複雑過ぎずワンタッチで行える点がいいですね。触って遊んで楽しいおもちゃという感じです。ウルトラマン+ミニカーなんて、おもちゃのアイデアとしてはあまりにも単純過ぎる足し算だと思うんですけどね。その単純さが、4歳くらいの男の子ならみんな持っているいい意味での単細胞さと見事に合致しているような気がします。欲を言えば、チョロQみたいにゼンマイで動く仕掛けなんかがあったりするともっと楽しかったかも。

 ウルトラマンショップではビークルを2個一緒に購入すると非売品のコースマットがもらえるキャンペーンも行っており、バンダイ的にもそれなりに力を入れている商品なのでしょうか。ショップも結構広めに売り場の場所を確保していましたし。

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 僕もミニ四駆世代なので、こういうコースとか見るとテンション上がる気持ちはよく分かります。それによく見ると、ベリアルビークルはレイスティンガー、ゼロビークルはマグナムセイバーみたいで結構かっこいいじゃないか。なんだ、パパもウルトラビークルで遊びたくなってきたぞ!

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