僕が僕であること(仮)

ジードとルーブが大好きな4歳の息子とのウルトラ備忘録です。

~父親として、特オタとして。~僕が転職活動を始めた理由

 年が明けてから、なかなか記事を更新できずに申し訳ありませんでした。

 実は昨年の末から転職活動というものを始めまして、仕事をしながら休日はほとんど転活にあてるという生活を1ヵ月ほど続けておりました。この度、ある企業から内定をいただけたため今回の転職活動は無事に終了。現職の退職手続きやら次の会社の入社手続きやらで、忙しい日々は変わらず続きそうなのですが、「次が決まっている」精神的な安心感が非常に大きく、こうして趣味であるブログの更新にこぎつけることができました。

 今回は、これまでブログでは全く取り扱ってこなかった仕事の話。入社以来、特に不満もなく仕事を続けてきた僕が、どうしてこのタイミングで転職活動を始めるに至ったのか。その辺りの心境をまとめておこうと思います。

 

ライフステージの変化

 僕の現在の仕事は小売業です。転職の経験はなく、新卒から8年間同じ会社で働いてきました。

 小売業というと、一般的には薄給・激務と言われる業界で、実際に働いてきた僕もなかなかしんどい思いをすることが多かったなと感じます。年末年始や土日の出勤は当たり前ですし、基本的に立ち仕事なので体力的にも苦労しました。

 入社して3~4年くらいまでは、そういった環境にも特に不満はなかったです。むしろ楽しく働けていました。会社にもよるとは思うのですが、個人の工夫次第で売上や利益を大幅にコントロールできる点、やり方を変えることで自分の働きやすい環境を作ることができる点など、主体的に考えて行動すればしっかりと結果になって返ってくるところは非常に魅力的でした。

 雲行きが怪しくなってきたのは、結婚して子供が出来てからです。このブログでも書いてきた通り、息子が2歳くらいになってからというもの、休日は息子と一緒にウルトラマンを見たりヒーローショーなどのイベントへ出かける機会が増えました。こういったイベントは、大抵が土日か祝日に行われるもの。基本的に平日休みの僕にとって、スケジュールを合わせるのが大変でした。泣く泣く諦めたイベントも沢山あります。

 保育園で行われる運動会なんかも、朝だけちょこっと参加してその後仕事へ向かうというケースがあったりして。後から息子に「なんでパパ帰っちゃったんよー」と泣かれたときはこっちまで泣きそうになりました。パパだって休みたかってん…。年を重ね父親としての役割が大きくなっていくにつれて、自分や家族の時間を犠牲にしながらの仕事には罪の意識すら感じるようになりました。

今も後悔している就職活動

 思えば、独身の頃は野球観戦くらいしか趣味の無かった僕にとって、平日休みというのは何の障害でもなかったんですね。むしろ平日はチケットが取りやすくて好都合なくらいでした。今も野球を含めてプロスポーツの観戦は趣味の一つですが、やはり回数は減りましたし、息子もまだスポーツ観戦を一緒になって楽しめるような年齢ではありません。

 これからの人生、僕は家族のために費やす時間を出来る限り増やしたいと考えました。

 転職活動は、転職エージェントの力をお借りしました。求人の紹介から、履歴書や職務経歴書の書き方、面接のアドバイスなど、手取り足取り教えていただきとても感謝しています。実際に転職活動を進めていくにあたって、注意していたのは「とにかく闇雲にはやらない」ということ。

 僕が新卒で就職活動をしていた時期は、就職事情が現在とは大きく異なり、今のいわゆる「売り手市場」とはほど遠い状況だったと記憶しています。通っていた大学の就職課の職員からは、「とりあえずどこでもいいから内定1つもらいましょう」という結構投げやりなアドバイスもいただきました。でも、それが投げやりとは感じられないほど、事あるごとに厳しい厳しいと言われていた時代です。

 今でも後悔しているのは、その「どこもでいいから」という気持ちばかりが先走ってしまい、業界や職種の勉強を始める前に闇雲に就職活動を進めてしまったことです。就職フェスに出掛け、何となく名前の知っている企業のブースに入り、訳も分かっていないのに応募して話すことを暗記してから面接を受ける。ただ内定をもらうことだけが目的になり、自分のこれからの人生に対する想像力があまりにも欠如していました。

多分、これからも僕は特オタであり続けると思う

 新しい会社は、土日と祝日、年末年始も休めるところを探しました。もちろん、それだけが理由では内定などもらえるはずもないので、企業研究も人並みに。結果、全く違う業種に就くことになりました。

 30歳になり、一から仕事を覚えるというのも簡単なことではないと思いますが、自分と家族のこれからの人生のことを考えたら、何てことはないです。とにかく、自分が健康で元気で、なるべく不安のない人生を送ることが家族に対しての恩返しにつながると考えています。

 それと、これは多分ですけど、僕はこれからも特オタであり続けるんだろうなと。息子が大きくなって、一緒にウルトラマンを見てくれなくなっても、僕は一人でずっと見ているような気がしたので(笑)。自分の時間で、特撮系のイベントに行ったり同じ趣味の人たちと交流したり。そういうことをもっとちゃんとしてみたい。ブログを書くようになってから、特に感じるようになったことです。

www.nhk.or.jp

 先週の金曜日からスタートしたNHKのドラマ『トクサツガガガ』、特オタの習性を絶妙に切り取って面白おかしく描写した素晴らしい作品でした。普通に仕事して、休みの日は趣味に生きる。一見平凡な人生の中にも、人によって色んな楽しみや特別な価値観が隠れている。ちょうどこのドラマを見る直前に内定の連絡が来たので余計に印象に残っています。

 父親と特オタの両立。面接のときには口が裂けても言えなかった、これが僕の転職理由です。